出版社内容情報
現在、人体に注目が集まっています。しかし、人体はまだまだ進化の過程であるということが忘れられています。だから、人体には多くの無駄な器官が残っています。たとえばヤコブソン器官(フェロモンを感じる器官)や親知らず、13番目の肋骨(まったく使われない肋骨)などなど、かなりの数に及びます。そのような不思議な人体の謎を、人体解剖図を使って解明します。単に機能を説明するだけでなく、人体の不思議に迫る、人体のしくみを明らかにする図鑑です。
内容説明
カンブリア紀に脊椎動物が誕生してから5億4200万年。背骨を持った動物は大進化を遂げた。1億6000万年続いた恐竜時代を経て、現在は哺乳類の時代だ。そして人間が誕生した。人間は、その悠久の歴史を体内に秘めている。胚が卵だった痕跡。三つ眼が進化した松果体。まったく使わないのに残った筋肉などなど。驚異の人体を詳細な人体図とともに解説する。
目次
第1章 頭部と感覚器
第2章 骨格と筋肉
第3章 生殖器
第4章 循環器系と呼吸器系
第5章 消化器系
第6章 皮膚と体毛
第7章 内分泌系
著者等紹介
坂井建雄[サカイタツオ]
順天堂大学医学部教授。医学博士。解剖学・生体構造科学専門。1953年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部解剖学教室助手、助教授を経て1990年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ま
26
個人差とよく言うが、骨一本とか筋肉一本とかいうレベルで存在するとは思わなかった。進化の最終形態として様々な機能が詰まった人体。これからどんな進化を遂げるのだろうか?ちょっと想像できない。2022/06/12
くぅ
26
うまいことできてるなぁーという印象。そりゃ腰も痛くなるってもんですね。人体に特化せず身体の仕組みや進化、遺伝についてもサラッと触れられていて教科書を久々にみたような気分。頂き本です。2022/02/28
ハル
6
生き物の体って本当に上手いことできている。情けないほど陳腐。でもつくづく不思議。人体を通して生命の、地球の、宇宙のあらゆる奇跡を思う。ちっさい自分も実はこんなでっかいスケールの中に生きている。すごい。そしてそれを認識し噛みしめられる。人間やってくのも楽じゃないけど素晴らしいじゃないか。私達はとても大きな何かに与えられて生きているんだよ、たぶん。同じような見た目でも皆ちょっとずつ違う。仕様に差がある。それは欠陥でも特別でもなく当たり前のこと。同じ空間を生きているけど、個の数だけ世界は存在している。2019/06/30
りんふぁ
0
虫垂にリンパ小節があり、内部に侵入した病原菌と闘う器官だったとは!長年不必要なものと急性虫垂炎で切除されていたのは哀しい。身体に不必要なものなどないのだな。人間の身体って不思議なほど完全だ。2021/03/14
セイベベ
0
人間は昔3つ目だった!や、人間が失ったフェロモンを感じる器官!など切り口が面白いものが多く興味深く読める。内容は雑談ネタになりそうなものが広く浅く載っているという感じ。人体の基本的な知識を知りたいなら他の本の方が良い。2018/10/03
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