出版社内容情報
今ある仕事の大部分がAIに置き換わるといわれる2030年。10数年後に訪れる雇用の姿を、小説を通して読み解く一冊。製造業、金融、教育などの業界でAIがどう使われるかを示しつつ、高齢化、非正規雇用の増加、中国・インドの台頭など国内外の社会情勢を反映することで、AI時代の問題点を浮き彫りにします。巻末には「2030年 食える職業/食えない職業・AI時代の職業図鑑」を329職種掲載。これからの仕事の選択肢を考えるヒントが満載です。
内容説明
2030年の社会では仕事の大半がAIに置き換わり、便利さの半面、さまざまな混乱を引き起こしていた。その中で生きる6人の職業人と、彼らを取り巻く働き方の環境を描きながら、AIによる「働き方改革」の未来を占う。
目次
1章 製造ラインをどこまでAIに任せられるのか―大場美咲(39)モーター企業工場長
2章 入力データ操作で歪むAI審査―五十嵐一輝(34)メガバンク融資係の主任
3章 高齢者が生き生きと暮らせるAI介護とは―青木沙織(40)市役所の介護福祉課係長
4章 ラブドールのAI技術が障害者支援に役立つ!?―藤堂竜太郎(60)歌舞伎町の風俗店経営者
5章 AIは漁業の救世主か―長谷川桃子(38)千葉県の漁師
6章 2030年、AIにはまだまだできない多くのこと―神林慎吾(30)非正規雇用の保育士
終章 2030年AI時代の職業図鑑
著者等紹介
竹内一正[タケウチカズマサ]
作家、ビジネスコンサルタント。1957年生まれ。徳島大学大学院修了。米国ノースウェスタン大学にて客員研究員。松下電器産業(現・パナソニック)に入社、新製品開発、海外ビジネス開拓を担当。アップルコンピュータでマーケティングに従事。メディアリング社代表取締役。2002年にビジネスコンサルティング事務所「オフィス・ケイ」を設立し、代表就任。シリコンバレーのハイテク動静に精通(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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エリク
ハッピー
Tomatoma Toma
だけど松本
ほうむず