出版社内容情報
MLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平の活躍が連日ニュースとなっている。打者として3戦連続ホームラン、投手としては開幕4勝、最速161キロを記録など前評判を覆す二刀流での活躍で、いまや世界的な注目を浴びている。この大谷をよく知る元チームメイト、指導者、対戦した選手、取材した記者などから知られざるエピソードを聞き出し、野村克也氏はじめ有名プロ野球OBからは二刀流の評価を取材し、大谷翔平の「すごさ」に迫る。
内容説明
花巻東高校野球部チームメイト、スポーツ紙ＭＬＢ担当記者、日本ハム時代の女房役、高校時代の対戦チーム監督…１５人が明かす、私だけが知っている“１００年に一人の男”「至近距離」の真実！
目次
第１章 レジェンドＯＢたちが語る天才の可能性
第２章 日本ハムを日本一に導いた天才の覚醒
第３章 花巻東チームメイトが語る天才の素顔
第４章 ライバルたちが語る至近距離の真実
第５章 ジャーナリストたちが見た天才の衝撃
第６章 日本一のファンが語る天才の奇跡
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s-kozy
61
2018年7月発行（つまりトミー・ジョン手術を受ける前）の本書は野球解説者や日ハム時代のコーチや捕手（現中日の大野奨太）、花巻東のチームメイト、高校やリトルシニア時代のライバル、ジャーナリスト、熱烈なファンが「二刀流・大谷翔平」についての証言をしたものを集め、構成したもの。鮮烈なメジャーデビューまでの情報で7月以降の打者としての活躍ぶり、肘の手術のことなどの情報は入らないので若干の食い足りなさは残るが、こんなにも人々に語らせるほど大谷が類い稀な素質を持ったアスリートであることがよく分かる。（続く）2018/10/13
なにょう
21
すごい人だということは言うまでもない。大谷さんは、普通の人が心折れるところで心折れない。一喜一憂しない。というのは目の前のことは大きな目標の過程の一つに過ぎないから、いちいち一喜一憂しないんじゃないかな。すごいなあ。★今は 働き方改革が叫ばれる。野球の練習でも、闇雲に長い時間をかければいい、というわけではなくなった。有限である時間の中で、いかに質の高い練習ができるかが求められるようになる。自分の生活にしても時間は有限で、その中でいかに時間を使うか、このことがどのように次につながるか考えながら生活しよう。2021/08/01
kanki
17
高校時代の周辺の皆さんの話が面白かった。特に横浜隼人高校監督との繋がりが印象的。2021/11/08
yyrn
17
大谷翔平については、関わりを持った誰もがその優れた身体能力に驚き、たちまち魅了され、人間的にもグッドガイだ！と絶賛する理由が、たくさんのインタビューから明らかになってくる本。うなずきながら読んだが、二刀流に否定的な「二兎を追えば、どちらも規定投球数や打席数に達せず、記録に残る成績が残せない。どちらかに絞って２０勝以上かホームラン４０本以上を狙うべき！」という主張も分かるが、「いやいや二刀流でメジャーに定着できる成績（１０勝＆２０本）を上げること自体が誰も真似できないんだから！」という意見に軍配を上げたい。2018/12/04
Book Lover Mr.Garakuta
12
大谷翔平の解説本。色々な見方が面白いですね。2019/05/02
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