内容説明
東京がどのように大きくなったのか。古代から近世、そして現代。その時代、時代を地図で読み解く。重ね地図で、現代と過去を重ねて見られるから、東京の変貌が一目でわかる。
目次
第1章 古代から江戸以前まで(2万年前の関東―現在よりもかなり広かった陸地;縄文海進の時代―大きく変わった海岸線;古代・律令時代の関東―8世紀後半、武蔵国がヤマト王権に ほか)
第2章 江戸から東京へ(江戸城の成り立ち―芝土居のみの城だった;安政時代の江戸;有楽町 ほか)
第3章 戦後の東京(1963年の新宿;現在の新宿;現在の六本木 ほか)
著者等紹介
古泉弘[コイズミヒロシ]
1947年、東京都生まれ。1970年、駒澤大学文学部歴史学科卒業。東京都教育庁文化課学芸員を経て、江戸遺跡研究会世話人代表
岡村道雄[オカムラミチオ]
1948年、新潟県生まれ。考古学者。奥松島縄文文化村歴史資料館名誉館長。東北大学大学院国史学専攻修了。東北大学文学部助手、宮城県東北歴史資料館、文化庁主任文化財調査官、奈良文化財研究所などで勤務
鞍掛伍郎[クラカケゴロウ]
長野県出身。専門誌の編集を経て、フリーの編集兼ライターに転進。その後、戦国時代を中心に、古代から現代までを幅広くカバーする歴史研究家に。漫画原作も手がけている。戦国時代を、茶人・商人と武人の交流から見直し再構築すべく調査研究。禅寺、特に妙心寺をテーマとしている。東京、京都の歴史発見に日々努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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