出版社内容情報
本書は、近年めまぐるしく進歩する「進化学」にまつわる用語をイラストでわかりやすく解説するものです。原始地球の誕生から生命の誕生、最新の遺伝学用語までを網羅。イラスト付きで200以上の用語、トピックスを解説していきます。また、本書は、「気になるところから読める」「気になる用語をすぐ調べられる」構成になっているので、進化学の用語事典としてはもちろん、イラスト図鑑として生物やミクロの世界を楽しむこともできます。
内容説明
ゲノム編集といわれる技術が急速に発達する今、クローン人間やデザイナーベイビーが誕生するのも決して遠い未来の話ではありません。そういったSFのような存在と向き合わなければならない時、その善悪を考えるうえで知っておきたいのが、約40億年にわたる生命進化の歴史です。本書では、生命進化に関する重要なキーワードを「進化の謎に迫った偉大な先人たち」「地球の生命史」「人類史」「ゲノム編集とその未来」などに分けて紹介します。ダーウィンはもちろん、木村資生、ドーキンスといった主要な進化論者の主張から、「自然選択」「適応」などの基本用語、「ホメオティック遺伝子」「エピジェネティクス」などの遺伝学用語までを網羅。
目次
第1章 「進化論」って何だろう?
第2章 「進化論」をもっと知りたい
第3章 地球で最初に生まれた生命
第4章 多様化する生き物
第5章 人類誕生の秘密
第6章 ゲノム編集と未来の生命
著者等紹介
池田清彦[イケダキヨヒコ]
生物学者、評論家。1947年、東京都生まれ。東京教育大学理学部卒業。東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。山梨大学教育人間科学部教授を経て、早稲田大学国際教養学部教授。2018年3月に退官。構造主義を生物学に応用した「構造主義生物学」を提唱し、科学評論や社会評論などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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