出版社内容情報
昭和天皇のお言葉の数々を、貴重な写真と関連するエピソードとともに綴る至言集。激動の時代――昭和において、戦時下でも毅然とお言葉を紡ぎ、高度経済成長下では公害問題を心配する発言をなさるなど成長に伴う犠牲を戒められています。つらい時代にも前を向き冷静さを失わず、国民の成長をやさしく見守るそのお言葉の数々。平成が幕を閉じようとしている今こそ読みたい、すべての日本人が前を向くことができる一冊です。
内容説明
戦災の苦難を経て、経済成長の道を歩んだ激動の時代―昭和。「新しい時代に、国民の気持ちを何とか和らげたい、日本の発展のために努力してもらいたいと思って各地を回った」常に国民のために悩み、思慮深かった昭和天皇の厳しくも、やさしいお言葉の数々。
目次
第1章 若き日の志(承け継がれてきた魂;停戦を望む ほか)
第2章 前を向く(侍従長に語った戦争責任論;どうすれば戦争を回避できたのか ほか)
第3章 立ち上がる(パレードをテレビで見守る;戦没者を悼む ほか)
第4章 前に進む者を見守る(鳥のように自由に羽ばたく;パリの思い出 ほか)
著者等紹介
山下晋司[ヤマシタシンジ]
昭和31年、大阪市生まれ。関西大学卒。23年間の宮内庁勤務の後、出版社役員を経て独立。独立後は皇室ジャーナリストとして『皇室手帖』の編集長などを務める。各メディアで解説等も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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