出版社内容情報
本書は戦後に起きた100の迷宮入り事件の「現在」を詳らかにするものである。「あの事件は結局、どうなったのか?」――。誰もが知りたい事件の全容と真相の現在地を徹底取材で明らかにする。真犯人の影に警察はどこまで迫ることができたのか。なぜ、迷宮入りになってしまったのか。世田谷一家殺害事件、スーパーナンペイ事件、餃子の王将社長射殺事件など、世間を騒然とさせた事件の「今」をレポートする。
内容説明
警察タブーに封印された「闇」。「疑惑の人物」と「真犯人」を追え!
目次
第1章 「迷宮」のタブー開封(赤報隊事件―1987~1990・「島村」の背後に見え隠れする“真犯人”;「餃子の王将」社長射殺事件―2013/12/19・暴力団組員が語る捜査の内幕と犯人像 ほか)
第2章 消えないミステリー(石井紘基代議士殺害事件―2002/10/25・消えた「大ネタ」の行方と殺害「依頼主」の存在;足利事件―1990/5/12・「冤罪」の陰で犯行を繰り返す“作業服姿の男” ほか)
第3章 殺ったのはおまえだ(札幌・よさこいソーラン祭り爆破事件―2000/6/10・苦情多発の祭りに起きたミレニアムの悲劇;室蘭・女子高生失踪事件―2001/3/6・美人女子高生が忽然と消えた日 ほか)
第4章 昭和の「黒い霧」(「アナタハンの女王」事件―1945~1950・「女王」と32人の男たちの地獄絵図;帝銀事件―1948/1/26・戦後最大にして最悪の「大量毒殺」事件の真相 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GOTI
2
☆下山事件、帝銀事件から東電OL殺人事件、三億円事件、グリ森事件、「餃子の王将」社長殺人事件などなど1940年代から2016年までの世間を騒がせた未解決事件を紹介しています。142ページに100の事件を扱っているため、長いものでも5~6ページ、大半は1/2ページです。よって新聞記事程度でした。大半が記憶にあるものです。それにしても未解決事件っていっぱいあるんだなぁ。 2019/03/27
手ぬぐいゲッター
1
知っている事件もたくさんあったけど、こんなにも多くの未解決事件があるのかとビックリしました。 自首してください!2019/04/20
早乙女
0
いくつかの特集記事以外はページ数も少なくて、ネットで調べれば解る程度の情報しかない。まあムック本などこんなものか。興味が湧いたら、それぞれ個別でその事件の本を読んだ方が良いと思う。2019/12/08