出版社内容情報
北海道日本ハムファイターズの栗山監督は、選手一人一人に「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の著書『論語と算盤』を渡しており、かのMLB・エンゼルス所属の大谷翔平選手も熟読しています。「論語は経営に役立つ」「私心を捨てて組織のために動く」などの『論語と算盤』の哲学を組織を作る上での基礎としている。本書は『論語と算盤』を通じて「勝てる組織、強い人材」を作り上げるためにはどうしたらいいのかを、それを実践している栗山監督の自身の経験を踏まえて解き明かしていきます。超一流の若手選手が多く所属する日ハムで栗山氏がどう指導してきたかというコーチングや組織論を余すところなく本書で開陳します。巻末には栗山監督と渋沢栄一の子孫である渋澤健氏との対談も特別収録。
内容説明
「ファイターズの若手育成に使った渋沢栄一の人生訓」「強い人材と組織作り」に一番大切なのは、『論語と算盤』の教えだ―。本書はそのエッセンスを、自らの経験を通して解説した一冊である。
目次
序章 なぜ『論語と算盤』なのか?
第1章 部下をどうコーチングするか
第2章 『論語と算盤』とは何か
第3章 リーダーが大切にすべきこと
第4章 強い組織作りは『論語と算盤』に学べ
対談 栗山英樹×渋澤健―時代を超えて語り継がれる『論語と算盤』の魅力とは?
著者等紹介
栗山英樹[クリヤマヒデキ]
1961年、東京都生まれ。創価高校、東京学芸大学を経て、84年にドラフト外で内野手としてヤクルトスワローズに入団。1年目で一軍デビューを果たすと、スイッチヒッター、外野手に転向した2年目には29試合に出場。86年には107試合、4本塁打、規定打席不足ながら打率3割1厘、88年には3割3分1厘と活躍。はじめて規定打席に到達した89年にはゴールデングラブ賞を獲得。90年に現役を引退後、野球解説者として活躍する一方、少年野球の普及に努める。2004年から白鴎大学で教壇に立った後、11年より北海道日本ハムファイターズの監督に就任し、チームを2回のリーグ優勝、16年には日本一に導く
小松成美[コマツナルミ]
1962年、横浜市生まれ。広告代理店勤務などを経て、89年より執筆を開始。主題は多岐にわたり、人物ルポルタージュ、スポーツノンフィクション、インタビューなどの作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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