日本人だけがなぜ自衛隊の実力に気がつかないのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800279507
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

著者は、アメリカ陸軍の日本専門将校として訓練を受け、沖縄では外交政策部長として活躍し、その後、アメリカ大使館の武官として、自衛隊のサモア派遣を手伝い、2011年の東日本大震災においてアメリカ陸軍の連絡将校としてトモダチ作戦に尽力した、元アメリカ陸軍将校。世界で唯一アメリカ軍と自衛隊の実力をつぶさに見てきた軍人です。つい先日まで、某アメリカの軍事会社に勤め、日本のミサイル開発にも携わってきました。その元将校が自衛隊の本当の実力と、その強さを分析します。誰もが知らなかった真実の自衛隊の姿です。

内容説明

自衛隊はもっとリスペクトされるべき!日本のミサイル配備に尽力し、東日本大震災では、防衛省のある市谷で連絡将校として日米の架け橋になった元アメリカ陸軍将校のスティーブ・A.タウンは語ります。日本人が知らない自衛隊のミサイル防衛と、その実力、さらには今後のアメリカの動きを分析。誰も語らなかった自衛隊とアメリカ軍の真実です。

目次

第1章 私の愛した素晴らしき日本と自衛隊の実力(神戸とモンタナ州;非常に訓練されていた自衛隊 ほか)
第2章 東日本大震災で築いた日本との礎(市谷に立ち上げた連絡部;実は危なかった日米の関係 ほか)
第3章 米朝首脳会談と米朝戦争の行方(金与正の笑顔に騙された文在寅;ソ連の崩壊後に始まった北朝鮮の本格的核開発 ほか)
第4章 日本の弾道ミサイルの防衛能力(3つの選択肢;まず、非核三原則の「持ち込ませず」を変えるべき ほか)

著者等紹介

タウン,スティーブ・A.[タウン,スティーブA.] [Town,Stephen A.]
アメリカ、モンタナ州出身。宣教師だった父親の仕事で子ども時代を日本の神戸に暮らす。アメリカに戻った後、アメリカ陸軍の奨学金を得て大学を卒業。その後アメリカ陸軍の日本語専門家として沖縄で勤務。いったんアメリカに戻るが日本のアメリカ大使館へ武官として赴任。武官を2年務めた後、陸軍横田基地に戻る。ちょうどそのころ東日本大震災に遭遇。防衛省の市ヶ谷駐屯地に日米連絡所を設置し、アメリカのトモダチ作戦をサポート。その後、大佐で除隊。軍事防衛企業に転進した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

12
【立読】元米軍将校の自衛隊はすごいよ!的な本。親日的米国人ではあるが、外国の方から称賛されることにより自虐史観への訂正が受け入れやすいかと思う。絶対数では中国に負けるが技術、練度は世界トップクラスな自衛隊。現在の憲法下では専守防衛なため、ミサイル防衛の増強は必須ですね。2018/07/10

スプリント

10
元米軍将校による自衛隊の評価です。後半に世界のパワーバランス分析も書かれています。2018/08/27

カエル軍曹

5
最初の方は、日本の自衛隊を礼讃する内容だが、後半は冷静な世界の現況分析。今のアメリカにとっては北朝鮮が最大の脅威。アメリカは北朝鮮を攻撃寸前だったが、平昌オリンピックで延び、南北首脳会談で延び、更に米朝首脳会談で延びた。また、アメリカが北朝鮮を攻撃すれば、中国は隙をついて台湾を奪いに来て、ロシアはウクライナを併合、さらにはアフガニスタンも獲りに来るという面白い見方。2018/07/21

金吾

2
米軍人なのであたりまえですが、米軍のことがメインでよくわかりました。2019/10/30

293

0
日本について日本人自身が自虐なのか皮肉なのか平和ボケなどと揶揄するという場面が多々ある。はたまたYouTubeでは、日本賛美の動画で溢れてる。批判するにしろ、賛美するにしろ、印象論ではない現実を知ることから始めたい。著者は元米国陸軍将校だから、かなりの親日とはいえ、かなり客観的に自衛隊や日本の防衛能力を評価している。刊行から4年経っているが、それでも状況が逼迫しているのは変わらない。記述内容のなかに日本の現状から今後の行く末を照らす光明になるかも知れない提言も含まれている。2022/05/16

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