俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件

裂田【著】

宝島社（2017/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 285p／高さ 19cm
• 商品コード 9784800275806
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

担当絵師は大人気イラストレーターの森倉円！

佐伯莞爾（さえきかんじ）は、ど田舎に住む独身農家。
ある日、クリスと名乗る甲冑をまとった金髪美人が莞爾の家にやってきた。
コスプレだろうと思っていたが、クリスは異世界人で、しかも本物の「女騎士」だった！
行く当てのないクリスをしばらく泊めることにしたのだが、異世界と地球では、
食べ物から一般常識まで、日常生活の何もかもが違うようで……。
女騎士（18歳）と農家（32歳）の二人田舎暮らし、始まりです。

内容説明

佐伯莞爾は日本の田舎の先祖代々の土地で農業を営む独身の男性だ。ある日、そんな彼の家に甲冑をまとった金髪美少女のクリスがやってきて、一晩泊めてくれと言い出した。最初はそういう“設定”なんだろうと思っていたが、設定どころか彼女は本当に異世界の女騎士のようで…。異世界と地球では、食べ物から一般常識まで、日常生活の何もかもに違いがいっぱい！新作短編「たった二人のＢＢＱ」も収録！

著者等紹介

裂田［サクタ］
２０１５年より小説投稿サイト「小説家になろう」にて執筆を開始。第５回ネット小説大賞にて『俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件』でコミカライズ賞、金賞をＷ受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ホシナーたかはし]

異世界逆召喚？もの。異世界の人間が、都心・市街地に飛ばされたら、普通文化・生活の違いに発狂してしまいます。それをどうすれば発狂せずにすむか、現代日本の田舎に飛ばすことで、話が突飛にならず、異文化の違いが面白おかしく書かれ、現在の農業事情も詳しく書いているところが好印象。ただ、カンジとクリスの仲が進展せず、次巻も同じ展開であれば、つまらない作品になってしまいそう。

2017/08/27

[nishiyan]

異世界転移物。騎士のクリスティーナが日本に転移、そこで農家をしているカンジと出会うという話。クリスとカンジの二人がなぜ言葉が通じるのかという問題や農作業、異世界から来訪者があった場合、どういうことが起こるのか等々、丁寧に描かれているのがとても良かった。カンジが代々の農家なのに農協向けの一般的な野菜ではなく、イタリア料理店など向けにトマトなどを作っているというのが面白いですね。また食事シーンもどれも美味しそう。今後はクリスとカンジの仲はどう進展するのかが気になるかな。

2017/09/02

[ユウ]

面白かったです。

2019/11/28

[しまふくろう]

表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。　物語は異世界から迷い込んでしまった女騎士と保護した農家のおっさんの異文化交流ラブコメ話。互いの文化を尊重するスタイルが好印象だった。この巻は二人のなれそめという感じで終わりなのが少し物足りない。

2018/08/28

[leo18]

独身農家に金髪女騎士が異世界転移してくる話。本格的なイチャイチャは次からか。嫌味なく丁寧なストーリー展開は好感。クリスが慣れていく様子や、ファンタジー世界とのリアルな描写の線引きが鍵か。次からが楽しみ。

2017/09/02