宝島社文庫 このミス大賞<br> 陽気な死体は、ぼくの知らない空を見ていた

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宝島社文庫 このミス大賞
陽気な死体は、ぼくの知らない空を見ていた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800275608
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「明日雨が降ったら、お父さんを殺す」。小学五年生の大地は幼馴染の少女・空からそう言われた。翌日、雨は降り、空は予告通りに父を殺した。さらに空の兄の悟も殺し、大地は空と、悟の死体を地中に埋めた。その翌日、大地の前に悟が霊体となって現われた。悟はなぜ自分が殺されたのか、なぜ霊体の姿で現世に止まっているのか、分からないと言う。それ以降、大地の周囲でさまざまな事件が起こるようになった。空とも大地とも仲良しの少女・光の下着が水泳の授業中に盗まれる。チャボが猫に襲われる……。そして、光と空の歪な関係が明かされる……。さまざまな事件の真相は? 彼らの過去に何があったのか?『このミステリーがすごい!』大賞・幻の応募作品が“超隠し玉”として、まさかの刊行!

内容説明

小学5年生の夏、死者と会話できる大地の前に一人の霊が現れた。彼の名は悟。大地の大好きな幼馴染・空の兄で、悟は父とともに、彼女によって殺された。悟は殺された理由を探るべく、この世に留まったという。それ以降、大地の周囲でさまざまな事件が起こり…。そして、親友との関係に苦しむ妹の姿を目の当たりにした悟は、大地が決して知ることのない、空の哀切な秘密に触れていく。

著者等紹介

田中静人[タナカシズト]
1986年、新潟県生まれ。東京工科大学卒業。『このミステリーがすごい!』大賞・超隠し玉として『陽気な死体は、ぼくの知らない空を見ていた』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itoko♪

71
第10回このミス超隠し玉、三作の内の一作。ある日 親友の空が「明日雨が降ったらお父さんを殺す」と告げることから始まるストーリー。そこに、その後に殺害された空の兄(陽気な死体として)が、小5の少年と少女2人の成長を見守りながら絡んでいく。空が父親を殺した理由、2人の少女の関係性さえ大きく変えてしまった、空が一人抱えていた哀しい理由とは…。 読了後、タイトルの意味することにやるせなさが隠せない。大人の身勝手な行動に、人生を左右されてしまった子どもたちが不憫だった。超隠し玉あと二作もおいおい読んでいこうと思う。2017/10/17

chiru

57
幽霊をキーマンにして、恋と友情を同時進行させつつの伏線回収ラッシュはさすが。ラストのやるせなさが余韻を残すところは好き。登場人物の名前のもつダブルミーニングも伏線の一部といえるかも。ラノベ風だけど、二転三転するミステリーと、読後感がよいところがおすすめ。★42018/01/02

Junichi Yamaguchi

40
『青春コンプレックス』… このミス隠し玉。 主となる3人が人生を真っ直ぐ、そっぽを向いて歩いているように感じるラスト… 狭い世界の愛憎、狂気。 腑に落ちないことが多々あるが、その腑に落ちない部分が、この作品の良さなのかもしれない。。2017/09/20

ささみ@超低ログイン中です、ゴメンナサイ

34
思った以上に重い黒い暗い辛い内容。大地が幸せになれることを願う。2017-932017/12/29

大福

29
超隠し玉は他の作品も読んだが、テイストが被らないように上手く選んであるなぁという印象。今作も独特の雰囲気があり、なかなか興味深い。空は何故、父親と悟を殺さなければならなかったのか、大地は光と空のどちらを選ぶのかといった興味で引き付ける。ただ死体(幽霊?)が出てくる時点で既に禁句だろうが、いささか都合が良すぎる部分も多かったと感じた。悟が自身が殺された真相を知る部分や二人の人間が死んでいるのに、警察の捜査について全く言及されてなかったりといった部分。そのせいもあってか明るい話ではないが妙に軽く感じた。2017/10/19

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