出版社内容情報
室町時代、日本を二分するほど大きく、長い戦いとなった「応仁の乱」。この乱には多くの歴史人物が関わっていました。室町幕府8代将軍の足利義政、その正室である日野富子。自らの家督争いが応仁の乱を引き起こしたとされている畠山義就。東軍総大将の細川勝元。西軍の総大将だった山名宗全。西軍から東軍へ寝返った有力武将の朝倉教景、その他の大名や有力者から見た「応仁の乱」の実態を、マンガとテキストで解説します。
内容説明
足利義政、日野富子、細川勝元、畠山義就、山名宗全、朝倉孝景ほか、それぞれの思惑が生んだ日本最長の内乱。11年間の戦乱の物語をマンガで一気に読む。重要人物の人間関係がよくわかる!
目次
始まり
足利義政
足利義視
日野富子
畠山義就
細川勝元
山名宗全
伊勢貞親
大内政弘
土岐成頼
朝倉孝景
終焉
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。2009年、静岡大学を退官して、名誉教授に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イーグルボーイ
2
新書のより断然わかりやすい。作画を1人に統一してもらえれば尚良かったが。2017/09/10
ninniku3960
1
応仁の乱を全く知らない人が一から読むのに適している。 その為、細かい所はカバー出来ていない。 一般向けとしてはこれで充分楽しめると思う。 初心者におすすめです。2018/08/18
FreakyRider
1
ファミマで買って病院の待ち時間に。主要人物全員の視点から描かれており、多層的に分かる仕組み。完全に舐めてというか、コンビニで売ってる歴史本ってマニアックかつ詳しくない?何故そうなったのかはわかった。ただし!結果として応仁の乱ってなんだったのか?って言われるとよくわかんない。とりあえず、応仁の乱後に各地で国一揆が起き、平定のため守護大名が京から国に帰っていっだ。これが戦国大名になり戦国時代になったと。ここが分かって良かった。2018/05/12
でろり~ん
0
一人ひとりに焦点を当ててまとめていくというアイディアはイイ感じでした。でもまあ、こうした切り口で取り上げるべき人物って、応仁の乱についてはまだまだたくさん居そうですし、重要な要素であるはずの朝廷に関して全然取り上げていないのは物足りない感想でした。人物が多くなってしまうと、結局把握しきれなくなるし、紙数も要りますからね。無理のないところナンデはありましょう。にしてもね、絵。マンガ。新人さんをデビューさせる役割を果たしたのかもしれませんが、ゼンゼン、な感じでしたね。登場人物に悪意を持っているのかと、疑うよ。2019/11/14
Manabu Tokushima
0
マンガ部分をすこし。応仁の乱の背景が少しわかってよかった。もっと物語として面白くできている作品で読みたい。2018/04/27