出版社内容情報
頭ではわかっていても、現実ではなかなか使えない心理学の理論。それは実際のシチュエーションに当てはめるのが難しいからかもしれません。本書では、流れのあるシチュエーションや図などを使ったイラストで、心理学の理論をひと目で分かるように解説しました。また、80以上の理論を、「人の心のふしぎ」「他人の心理を見抜く」「人の心を動かす」という3つに分類し、紹介しています。ざっくりと心理学を学びたい人にオススメです。
内容説明
89の心理学が2時間で頭に入る!イラストだけでサクッと基本がわかる!
目次
1 人間の心理のふしぎ(横顔にドキッとする―表情の印象、左右の違い;チャレンジしない心理―成功恐怖理論;テストの前日にゲームをしてしまう―セルフ・ハンディキャッピング ほか)
2 他人の心理を見抜く(上司にはタイプがある―PM理論;ビジネスで成功する人の特徴―交換的人間関係、協同的人間関係;姿勢でわかる心の開き具合―オープン・クローズド・ポジション ほか)
3 人の心を動かす(占いを信じる心理―バーナム効果;部下のモチベーションを上げるには―ホーソン効果;噂話のほうが信じやすい―ウィンザー効果 ほか)
著者等紹介
齊藤勇[サイトウイサム]
立正大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiᵕ̈
29
心理学の基本がわかる!と帯にあるように、確かに基本中の基本が「心理のふしぎ」「心理を見抜く」「人の心を動かす」というチャプターごとにまとめられている。顔の表情、目の動き、腕や脚の組み方など、体の様々な部位からも色々な心理が読み取れるし、第一印象や見た目の印象が与える影響って結構重要だったりして侮れない。イラストで説明されているんだけど、情報が入りすぎてわたしは内容が入ってきづらかったかな。2022/12/18
あっか
23
すごく分かりやすくて、パラッと見ただけで即購入!生活にすぐに役立つ心理学が、イラストの事例で解説されているのでとてもイメージしやすいです。全部はもちろん覚えられないけど、人間関係で悩んでたらそこだけ意識してみようとか、ビジネスに取り入れてみようとか、色々な使い方ができると思います。2017/10/14
cockroach's garten
21
絵で抽象的に書かれているので、理解するには容易。内容もそこまで専門的ではなく日常のシーンを心理学の見地から考えるとどう考えられるかが書いてあるぐらい。心理学は何なのかと興味あるのなら値段も内容も手ごろなこの本を読んでみるのもいいだろう。ただし、誤植があるとの指摘もあるので全てを信用することはできそうにない。合わせて専門的な本を読むと良いと思う。2017/10/25
みなのん
15
わたしのような心理学初心者にピッタリ!仕事で使えるテクニックや、叱り方はすぐに実践できそう。壁にぶつかった時に自分だけが特別な感情になるわけでなく、心理学的にみんな同じ感情になると説かれているので、冷静に自分を見られるようになるので心理学の本好きです。2021/07/11
s.k
7
イラストメインで本当に簡単に書かれているのでさらっと読み流せる。見開きで見やすい。日常に役立つ豆知識に心理学の用語が付いたという感じなので、少しかじってみたい気分の時にちょうどよい。2017/11/15