出版社内容情報
人類史がブームです。『サピエンス全史』の単行本も話題になっています。この『図解 ホモ・サピエンスの歴史』は、単にホモ・サピエンスの歴史だけではありません。類人猿、ヒト科ヒト属、そしてホモ・サピエンスに進化していく過程から、ホモ・サピエンスが日本列島にたどり着く歴史、そしてホモ・サピエンスの発展の歴史まで描き出します。版型はA4判でオールカラー。図版や写真も多く、見てわかる、読んでわかる一冊です。
内容説明
恐竜が絶滅すると霊長類の時代が来た。そのなかで類人猿から進化したホモ・サピエンスが地球の頂点に立った。直立二足歩行をし、言語を駆使し、ネアンデルタール人を駆逐し、多くの生命を絶滅に導いた人類。そして、彼らはどのように日本へたどり着いたのか。人類30万年の歴史が明らかになる。
目次
第1章 ホモ属の登場(6600万年前に地球の環境が激変―恐竜の絶滅と霊長類の登場;繰り返される温暖化と寒冷化―類人猿の登場 ほか)
第2章 ホモ・サピエンスの勝利(4万年前に絶滅―ホモ・ネアンデルタールとは;大差のない身長や知能―ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の違い ほか)
第3章 日本に渡ったホモ・サピエンス(日本人はどこから来たのか?―人類が日本に来た道;日本人のルーツをたどる―3万8000年前に日本に入ってきたサピエンス ほか)
第4章 農業の進化と産業革命(なぜ農業が始まったのか―温暖化がもたらした農業;農耕というパラドックス―余剰生産物が作った権力者たち ほか)
終章 サピエンスはどこへ行くのか(巨大化したサピエンス社会―崩壊したローマ帝国の轍を踏む現生人類;温暖化という嘘?核兵器という英知の結晶?―温暖化も、核兵器もサピエンスが作った英知の結晶?)