出版社内容情報
三菱東京UFJ銀行が、三菱UFJ銀行に名称を変えるということが話題になっています。東京銀行の名前が消え、より三菱閥の力が強くなった証拠です。三菱財閥は、お荷物だった三菱自動車を日産に売りつけ、その力は近年になく強くなっています。東芝を抱えた三井財閥とは違います。その三菱の本当の力を長年、三菱グループの取材を重ねてきたジャーナリスト、田中幾太郎が多角的に分析します。三菱グループのみならず、関係者必読の一冊です。
内容説明
日本最大のコングロマリット、三菱財閥。スリーダイヤが築く経済規模は200兆円超ともいわれ、二大巨頭の三井、住友を凌駕する。まさに世界を席巻する最強エリート集団である。国産旅客機MRJの納入遅延やリコール隠しなどの不祥事で凋落説がささやかれたこともあったが、その圧倒的な“財閥力”と堅固な“結束力”で逆境を乗り越えてきた。その強さの秘密はどこにあるのか―?最高意思決定機関「金曜会」や「総資産300兆円」といわれる三菱金融グループの実態、三菱自動車の行方など、さまざまな視点から徹底解剖。日本のトップを疾走する企業集団の実像と虚像に迫る。
目次
第1章 三菱自動車の行方
第2章 最高意思決定機関「金曜会」の秘密
第3章 「総資産300兆円」の三菱金融グループ
第4章 ザ・商社「三菱商事」最強伝説の虚実
第5章 三菱を動かす慶應ネットワーク
第6章 揺らぐ名門「三菱重工業」
著者等紹介
田中幾太郎[タナカイクタロウ]
1958年、東京都生まれ。『週刊現代』記者を経てフリージャーナリスト。慶應義塾幼稚舎や三田会の記事を各種雑誌で執筆。他に医療問題や企業の経営問題など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
Honey
ミヤト
OjohmbonX
ばーちー