出版社内容情報
通称「ミリメシ」と呼ばれている兵士の戦闘糧食について、マンガを用いてわかりやすく解説する一冊。また、マンガとあわせて解説ページを設け、テキストや写真、図解による詳細な説明が入っています。戦闘という極限状態に置かれる兵士たちの士気を保つ、あるいは向上させるために最も重要なのが食事です。各国の食文化が如実に現れる携行食の特徴や、自衛隊の食事事情、野営での調理など、知られざるミリメシ事情に迫ります。
内容説明
自衛隊の野外炊具1号から米海兵隊のMREまで!世界の兵士の食と戦闘エピソード!
目次
1 規模も量もやっぱりナンバーワン!?アメリカ軍のミリメシ(マンガ アメリカ軍のミリメシの味と歴史;湾岸戦争で実地に検証・改良されたレーション ほか)
2 各国独自のこだわりミリメシ(マンガ ミリメシ対決イギリスvsフランス;マグカップは基本装備!紅茶は欠かせないイギリス軍 ほか)
3 自衛隊のミリメシ事情(マンガ 自衛隊“食”の歴史;自衛隊の戦闘糧食は世界でもハイレベル ほか)
4 第二次世界大戦時のミリメシ―日本編(マンガ 戦艦大和のミリメシ事情;戦艦大和のディナーは洋食のフルコース? ほか)
5 第二次世界大戦時のミリメシ―世界編(マンガ ドイツ軍のミリメシ事情;ドイツ軍の野戦調理器「シチュー大砲」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamatoshiuruhashi
29
表題のアタマに「マンガ」と付いているので登録を止めようかと思ったが、この本にとってマンガそのものはあまり意味がなく、大半は文字情報と写真なので登録することに。軍隊の飯、特に駐屯地にいる場合ではなく、演習であれ、実戦、災害出動であれとにかく外に出ているときの陸軍の飯についての記述がお国柄が出て面白い。必ず紅茶がつく英国、ベジマイトが付く豪軍。御飯が缶詰めになる日本など。海軍に関しては、家が動いてそのまま非常事態に突入するだけなので飯に関しては不自由しない分、面白くなく結局カレーの話。2019/12/08
まつじん
5
金曜日はカレーライスでお願いします。2017/10/30
buchi
2
漫画と文章半々くらい。映画やドキュメンタリーで気になっていたK号食とC号食、イギリス軍のティータイムも載ってた。オーストラリア軍は任務中もベジマイト食ってるのか… ソ連兵の略奪の理由は少ない食糧だけじゃないだろうけど。戦闘機の中でラムネ爆発めっちゃ焦る。 本物のレーション食べてみたくて通販みるとだいたい期限切れ(コレクション用)らしくて残念。2018/07/20
犬
1
読みやすかったし面白かった。レーション食べたい。2017/06/06
ちゅるふ
1
趣味でとかならともかく、本来の目的の場では食べたくはありませんね。2017/05/25