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出版社内容情報
がんと闘い、2016年10月に77歳で亡くなった、女性初のエベレスト登頂者である田
部井淳子さん。
その生き方を一番近い場所で見つめてきた夫の田部井政伸氏が、彼女と過ごした人
生のすべてを綴ります。
二人の出会いから最後の闘病生活まで、これまで語られなかったエピソードが満載
。
また、エベレストに挑戦中の淳子さんと日本で待つ家族を繋いだ感動の往復書簡、
淳子さんの学生時代の日記、政伸氏への手紙も初公開。
夫として、また妻の登山への想いを一番よく知っているサポーターとして、
てっぺんを追い続けた淳子さんの姿を描く、登山家夫婦のノンフィクション作品で
す。
内容説明
世界初の女性エベレスト登頂者、故・田部井淳子の夫が初めて綴る、登頂秘話、家族の物語、ガンとの闘病。
目次
第1章 山で結ばれた2人(歩けなくなった高校生;就職してすぐに山岳会へ;石橋淳子との出会い;義母に大反対された結婚;ヨーロッパ3大北壁へ)
第2章 妻とエベレストと私(女性クライマーとして;女性の社会進出という機運;エベレストをめざして;日本-エベレスト往復書簡)
第3章 山とともに生きる(「登山愛好家」の山の楽しみ;妻は妻、私は私;沼尻高原が与えてくれたもの;定年後の山登り;「女性が登ること」へのこだわり;東日本大震災を経験して;闘病とリハビリ登山;妻の病状の変化)
著者等紹介
田部井政伸[タベイマサノブ]
1941年10月、群馬県生まれ。1961年に本田技研工業に入社。主に技術分野に勤務する傍ら、本田技研の山岳部に所属。冬の谷川岳一ノ倉沢コップ状岩壁第二登、谷川岳幽ノ沢中央壁左方ルンゼ初登攀、1968年には、グランド・ジョラス北壁、マッターホルン北壁と、ヨーロツパ三大北壁のうちの二つの北壁を1シーズンで登攀するなど、国内外に多くの登山実績を残す。2009年までNHK文化センター川越の山歩き教室講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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