出版社内容情報
生田満月は、札幌のコールセンターに勤める26歳。とくに親しい友人もおらず、行きつけの居酒屋「はねかわ」で独り寂しく飲んでいた満月は、ある日、店長の甥でダンサーの青年・羽川太陽に「ヨサコイを踊らないか」と突然誘われた。太陽は、閉店・移転が相次ぐ大郷通商店街復活のために、商店街のよさこいチームを再結成するのだという。太陽の熱い気持ちに心を動かされ、満月はチームに参加することを決意する。旗振りの辰義や、美容師でヘア・メイクを担当しながら歌い手としても活躍する都。夢を追いかけてはつらつと踊る太陽たちの姿に、満月はヨサコイに打ち込み始め……。何もなかった満月の人生が、躍り出す――!
内容説明
札幌でひとり暮らしをする26歳の生田満月は、いつも“ぼっち飲み”をして憂さを晴らしていた。友達もいなく、会社でもお局様のいじめに遭うぱっとしない日々。そんな折、行きつけの居酒屋でヨサコイのチームに誘われた満月は、チームの振り付けを担当する太陽の踊りに惹かれて参加の返事をする。仲間たちとの日々のなかで、満月は自分が変わっていくことに気づき―。札幌の街を舞台に、ぼっち女子の恋と心の成長を描いた感動の物語。
著者等紹介
田丸久深[タマルクミ]
1988年、北海道生まれ。『僕は奇跡しか起こせない』(宝島社文庫)にて第10回日本ラブストーリー&エンターテインメント大賞の最優秀賞を受賞し、2015年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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