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もっと知りたいミュシャの世界 - 1枚のポスターで時代の寵児となったアール・ヌーヴォ

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  • サイズ A4判/ページ数 111p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784800269065
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C9471

出版社内容情報

日本で『ミュシャ展』が開催される3月。これにあわせ、本書では日本でも高い人気を維持している画家、アルフォンス・ミュシャの生涯と作品を網羅します。ミュシャの経歴や『四季』をはじめとする作品紹介はもちろん、ミュシャ展最大の目玉『スラヴ叙事詩』の鑑賞ポイント、ターニングポイントとなったサラ・ベルナールとの出会いなど、一時代を築いた画家とその作品の背景を濃く解説していきたいと考えます。現代の人気画家・大友義博監修、ミュシャ財団全面協力でお贈りします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イオちゃん

32
ミュシャ展に行く前の予習。スラヴ叙事詩の説明は、わかりやすかった。実際に本物を観ると、美しいだけではなく、哀しさや苦しみ、怒り、力強さにあふれていて圧倒された。そして、ポスターは本当に美しくて、可愛らしくて、細部まで丁寧でうっとり。帰宅して、また写真を観て、復習もばっちり。2017/04/02

混沌工房

15
新国立美術館で開催されたミュシャ展で展示されていたスラヴ叙事詩をきちんと見直したかったので。昔からミュシャが好きで、展覧会も何度か行っているはずなのに、これまで何故か本を購入したことがなかった。この本はスラヴ叙事詩についての解説も詳しく、有名なポスター作品も収録されていてgood♪2017/04/21

袖崎いたる

8
ミュシャの絵を前期と後期とで分けるならパリ時代とチェコ時代とに分けられる。そのように分けてしまうと彼の大衆から民衆へというライトモティーフの変更を見つけることができるだろう。とはいえ彼の絵を見るときに多くの人はいち大衆として鑑賞することになる。そもそも彼が民衆を指向するときに想定されているのがスラヴ民族としてのアイデンティティであるからして。しかし後期の仕事に芸術的なひとつの普遍の成就を窺うとすれば、それは日本人にも届くようなものとして了解できるだろう。つまり「自国の神話を知らない民族は滅ぶ」的なあれを。2017/04/30

圓(まどか)🐦

6
この本の素晴らしいところは何と言っても値段の割に内容が充実していること。スラブ叙事詩20作品全てに詳細な解説があるので予備知識がある状態で絵を堪能できます。その他有名な絵も大判で多数収録されていて目の保養になります。2017/05/05

さえき

5
買ってよかったと心から思える一冊。解説がとても分かりやすい…!時代背景や描かれた背景の解説と合わせてミュシャ財団キュレーターの方の解説もあって。それがとても分かりやすい。中学生時代に初めてミュシャを知って、数年前のミュシャ展に一度行っただけの素人には有り難い分かりやすさ。見たことはあるけど、あまり知らないって人にはオススメできる一冊。こういうのを読んでからミュシャ展に行きたかったなあ。数年前ミュシャ展で四つの星の連作を見て感動したけど、数年経ってもやっぱり目につくのは連作シリーズ。四季、芸術がお気に入り。2018/08/04

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