出版社内容情報
わが国で健康診断の各項目に定められている「基準値」は、諸外国に比べて厳しすぎ、なかには、各種専門医学会や製薬会社の利益が優先されて医学的根拠が希薄なままに数値が設定されたケースもあるといわれます。本書では、日本人70万人以上のデータから科学的に算出した男女別・年齢別の「本当に信頼できる新・基準値」を完全収録。基準値を超えた場合の受診・治療のポイントや、数値改善のコツも解説します。一家に一冊の決定版です。
内容説明
70万人調査でわかった!男性と女性、年齢の差で「基準値」はこんなにも違う!!血圧、コレステロール、肥満度、γ‐GTP、血糖値、尿酸値。重要25項目の「新基準値」を完全掲載!
目次
1 体格と血圧―“からだの現状”が直接的にわかる検査項目(BMI;腹囲 ほか)
2 代謝系―脂質と糖の“体内での利用状態”がわかる検査項目(総コレステロール(TC)
HDLコレステロール(HDL‐C) ほか)
3 肝機能と栄養―沈黙の臓器“肝臓”の働きがわかる検査項目(AST(GOT)
ALT(GPT) ほか)
4 腎機能―体内の調整役“腎臓”の働きがわかる検査項目(尿酸(UA)
クレアチニン(CRE))
5 血液一般―全身をめぐる“血液の状態”がわかる検査項目(赤血球数(RBC)
血色素量(ヘモグロビン量/Hb) ほか)
著者等紹介
大櫛陽一[オオグシヨウイチ]
東海大学名誉教授。1947年生まれ。1971年、大阪大学大学院工学研究科修了。大阪府立羽曳野病院、大阪府立成人病センター、大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て1988年に東海大学医学部教授に就任。2012年より東海大学名誉教授。大櫛医学情報研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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