出版社内容情報
快刀乱麻の切れ味で森羅万象を解説する「時事芸人」プチ鹿島が、百花繚乱の90年代プロレスを腑分けすることにより、世の中を明快に読み解く新書です。著者がモノの見方を育んだ「他団体時代」「馳浩」「グレート・ムタ」「天龍源一郎」「第二次UWFの三派分裂」「大仁田厚」に象徴される90年代のマット界を独自の視点から振り返ることで、世の中の仕組みが浮き彫りになる一冊です。プロレスファン以外にもお薦めの内容です。
内容説明
世の中の仕組みはプロレスを見れば、たちどころにわかる―。現代を生き抜く知恵は、プロレスが教えてくれる。時事芸人である著者が「生きるヒント」としたのは、百花繚乱の多団体時代と呼ばれた90年代プロレス界。「第二次UWFの三派分裂」「邪道・大仁田厚の狂い咲き」「巨大資本SWSという黒船来航」などに象徴されるプロレスバブルを、時事芸人の視点から振り返ることで、世界の仕組みを浮き彫りにする。「確信的な暴言」を繰り返すトランプ大統領、大統領選で本命だったヒラリーがまさかの逆転敗北を喫した原因など、森羅万象の答えはすでにプロレスのリング上に示されていた。
目次
第1章 政治が『東スポ』に寄せてきた
第2章 90年代プロレスバブルはなぜ起こったのか
第3章 ストロングスタイルの地殻変動
第4章 天下を取った異端児
第5章 プロレス界の曲がり角
第6章 名勝負の濁流
第7章 猪木生前葬から馬場崩御
巻末特別付録 プチ鹿島的90年代ベスト興行
著者等紹介
プチ鹿島[プチカシマ]
1970年、長野県生まれ。オフィス北野所属。「時事芸人」として、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などで活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キク
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taku
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