宝島社新書
プロレスを見れば世の中がわかる

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  • サイズ 新書判/ページ数 319p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800267740
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0275

出版社内容情報

快刀乱麻の切れ味で森羅万象を解説する「時事芸人」プチ鹿島が、百花繚乱の90年代プロレスを腑分けすることにより、世の中を明快に読み解く新書です。著者がモノの見方を育んだ「他団体時代」「馳浩」「グレート・ムタ」「天龍源一郎」「第二次UWFの三派分裂」「大仁田厚」に象徴される90年代のマット界を独自の視点から振り返ることで、世の中の仕組みが浮き彫りになる一冊です。プロレスファン以外にもお薦めの内容です。

内容説明

世の中の仕組みはプロレスを見れば、たちどころにわかる―。現代を生き抜く知恵は、プロレスが教えてくれる。時事芸人である著者が「生きるヒント」としたのは、百花繚乱の多団体時代と呼ばれた90年代プロレス界。「第二次UWFの三派分裂」「邪道・大仁田厚の狂い咲き」「巨大資本SWSという黒船来航」などに象徴されるプロレスバブルを、時事芸人の視点から振り返ることで、世界の仕組みを浮き彫りにする。「確信的な暴言」を繰り返すトランプ大統領、大統領選で本命だったヒラリーがまさかの逆転敗北を喫した原因など、森羅万象の答えはすでにプロレスのリング上に示されていた。

目次

第1章 政治が『東スポ』に寄せてきた
第2章 90年代プロレスバブルはなぜ起こったのか
第3章 ストロングスタイルの地殻変動
第4章 天下を取った異端児
第5章 プロレス界の曲がり角
第6章 名勝負の濁流
第7章 猪木生前葬から馬場崩御
巻末特別付録 プチ鹿島的90年代ベスト興行

著者等紹介

プチ鹿島[プチカシマ]
1970年、長野県生まれ。オフィス北野所属。「時事芸人」として、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などで活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

31
世の中を仕組みをプロレスを通して紐解こうとする、プチ鹿島らしい本。トランプとプロレスの関係は、今まで知らなかった。オカダの登場シーンって、トランプがプロレス会場に本物の100ドル札を数万枚ばら撒いたのが元ネタだったんだ。まさにリアルレインメーカーで下品だけど、まあウケるよな。ズラ疑惑をネタに、部下が負けたら丸坊主マッチとかにも参戦したり、そのキャラでWWEで人気者になってたとのこと。そういう目線で見ると、トランプの政策が受けてるのって、ヒールレスラーが人気者になる構図に確かに似ている気がする。2021/02/13

ウィック&ぺディ

28
★★★半☆2019/12/13

ばんだねいっぺい

24
 今、プロレスのコラム書かせたら、鹿島さんがイチバーンだと思う。至福の読書だった。2017/08/31

taku

17
んーーなわけあるかーとタイトルを見て思った。読み終わっても思う。世の中の事柄と繋げている部分は、何となく納得したようなしないような。そこは問題じゃない。90年代を中心とした、あの熱かった、激しかった時代のプロレスが詰まっている。その熱を肌で感じていた者だけが、この本を手に取る権利がある。プロレスは娯楽だった。ワクワクして、興奮して、喜んで、怒って。あの頃、こんなプロレスが確かにあった。2019/05/31

緋莢

16
冒頭の「多様性の時代を読み解く魔法の杖」で<本書は『教養としてのプロレス』よりも試合やレスラーについてさらに具体的に深く取り上げた>と書かれているように長州力、高田延彦、天龍源一郎、鈴木みのる、ターザン山本、四天王プロレス、女子プロレスなどと共に、政治などの「世の中の仕組み」について解説しています。天龍源一郎の引退試合で、<天龍は久しぶりにプロレス会場に来た人たちに「今」の オカダをお披露目してくれたのだ。過去と今と未来をつなげてくれたのだろう。>(続く 2018/01/08

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