出版社内容情報
戦後の日本人でもっともブレない男、白洲次郎。GHQと渡り合い、私利私欲ではなく、常に日本をどうするかというプリンシプルのみで動いた彼の生き様。弱者に対して徹底的に優しく、くすくす笑えるような上等なユーモアを持ち、すべてにおいて原則をはっきりとさせ、自分の頭で考えてそれに基づいて発言したり行動したりすることが大切だと考えた白洲次郎。吉田茂とともに戦後を駆け抜けた白洲次郎の生き様のすべて。
内容説明
戦後、GHQに「従順ならざる唯一の日本人」と言われ、アメリカに果敢に立ち向かった白洲次郎を、名言、秘蔵写真、伝説的エピソードでたどる。吉田茂の右腕として日本復活に貢献した一方、晩年は郊外でモダンな田舎暮らしを嗜んだ白洲。「日本一カッコいい男」が生涯貫き通した“プリンシプル”とは一体何か。白洲の人生哲学と誰もが憧れるその生き様を凝縮した、日本人必読の一冊。
目次
序章 白洲次郎とは何者か
第1章 白洲次郎の仕事術
第2章 白洲次郎のくらし
第3章 白洲次郎の交流
第4章 ベスト・オブ・次郎「語録」
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaz
2
年を取ってもカッコイイ人になりたい。白洲次郎みたいに。2017/01/21
ずんだ
1
雑誌で見た白Tシャツにジーンズ姿の写真がかっこよすぎて、白洲次郎のことを知りたくなり読んでみた一冊。第一の感想は生き方もめちゃくちゃかっこいいということ。嫌われるのが怖くて八方美人に生きている自分にはなかなか真似できない考えが多いが、いつかこんなイケオジになりたいと思った。この本は「白洲次郎は凄い」というざっくりした内容だったので、戦後の日本復興が実際にどのように進められていったのか別の本も読んでみたい。2022/02/20
My
1
こっちは筋通してるって言ってたバイト先の上司、他人から見たら通ってないやんって納得できなくてちょっと反抗しちゃってめちゃ怒られたことあるから、中途半端な状態で筋を通すって言葉はあんまり使いたくないけど、白州次郎さんはかっこよかった。中学入試の国語の問題文が白州正子さんが書いたお話だったのまだ覚えてる。2022/01/21
つな
1
こんなに男気あふれるイケメンに19歳で見初められたい人生だった。2020/08/10
やすどん
1
白洲次郎の生き方は多くの敵を作るだろう。しかし、達成できることも多い。私も信念をもって生きたい。2019/09/16