出版社内容情報
吉田羊、地上波民放連続ドラマ初主演で話題!関西テレビ・フジテレビ系 医療ミステリードラマの小説版後編!脳神経外科医の橘志帆、外科医の新田雪野、研修医の田丸綾香、救命救急医の里見藍、病理医の植松結衣、神経内科医の村上夏海、そして内科医で部長の岩倉葉子。個性豊かな解析診断部の女医たちは、反発をし合いながらも、東光大学病院に運び込まれる患者を次々と救っていく。そして次第に明らかになっていく、志帆の閉ざされた過去。話題の医療ミステリー小説がいよいよ完結!!
内容説明
脳神経外科医の橘志帆は、認知症と診断されていた老舗料亭の大女将を救うため、強引に再診察しようとする―。連続して脳梗塞を発症する男性や、テレビ番組の生放送中に倒れた大御所俳優など、東光大学病院に運び込まれる患者を次々と救っていく解析診断部の面々。一方、次第に明かされていく志帆と娘の秘密。親子を襲った悲劇的な過去と、志帆に迫る選択の時。彼女が下した決断とは―。
著者等紹介
田中眞一[タナカシンイチ]
滋賀県生まれ。脚本家。『チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋』(2010/KTV)でデビュー
長谷川徹[ハセガワトオル]
神奈川県生まれ。バラエティ番組の放送作家を経て、のちに脚本家へ転向
佐野晶[サノアキラ]
東京都生まれ。大学卒業後、会社勤務を経て、フリーのライターとして映画関係の著作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どどいち
68
最後が良い形で終わって良かった。ドラマを観てから小説を読みましたが、ドラマ同様、面白かった。医療シリーズは専門用語が飛び交いますが、器具の名前と使いかたは何となく雰囲気で解った様な解らない様な…。2017/02/02
山猫
7
ドラマの時から引っかかってたことが一つ。麻酔って普通執刀医の目の前でかけるもんじゃないの?てか、その段階から手術開始なわけで、素人にもバレバレなウソは如何なものかと。 上下巻通じて気になった言い回しは二つだけ(「タダじゃ転ばない」と「吐息をつく」)というのは昨今の出版物の中ではかなり優秀、かつ宝島社のものとしては奇跡的!2017/05/31
ドットジェピー
5
ドラマも小説も良かったです。私的には後編の方が好きです2016/12/30
響霞
4
後編も面白いと思いました。 まさか、そんな事が隠されていたなんてと、最後は良い形で終わって良かったです。 こうして、小説で読んでしまうとドラマ見ておけば良かったかなと思ってしまいました。2016/12/21
MOFA
3
物語が進展したって感じです。面白く読めました。ほぼ一気読みです。子どもを失う感覚は想像できないですね。自分が耐えられるか自信がありません。その後前に向いて進んでいけるか、これも自信がありません。強い心を持つにはどうしたらいいかな。考えてしまいます。2017/05/30