そのガーゴイルは地上でも危険です―翼を失くした最強ガーゴイルの放浪記

大地の怒り【著】

宝島社（2016/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 287p／高さ 19cm
• 商品コード 9784800261182
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

応募総数7,612作品！日本最大級の小説コンテスト第４回ネット小説大賞受賞作！魔王より強い最強ガーゴイルの珍道中！？■あらすじ1500年もの間、魔王の支配を受けて奴隷同然に生きていたガーゴイルのアルベルト。そんな彼は、戦争で主人の魔王が死んだことにより支配から解放され、自由を手に入れた！　世界を旅することにしたアルベルトだったが、翼を失っていたため仲間のガーゴイルたちから置いてきぼりにされてしまい……。仕方なく歩いて一人旅をするアルベルトは、行く先々で様々な騒動を巻き起こす！　翼を失くしても魔王より強い、最強ガーゴイルの冒険コメディここに開幕！

内容説明

１５００年もの長い間、魔王の精神支配を受け、奴隷同然の生き方をしてきたガーゴイルのアルベルト。そんな彼だが、魔王同士の戦争で主人の魔王が死んだことにより支配から解放され、自由を手に入れた。世界を旅することにしたアルベルトだったが、翼を失っていたため、仲間のガーゴイルたちから置いてきぼりにされてしまい…。一人旅をすることになった彼は、ただ水分補給してあげただけなのにスライムを強化してしまったり、突然戦うはめになった酔っ払いの真龍を撃退したりなど、各地で様々な騒動を巻き起こす！！翼を失くしても魔王より強い、最強ガーゴイルによるドタバタコメディ、ここに開幕！第４回ネット小説大賞受賞作！新作短編も２本収録！

著者等紹介

大地の怒り［ダイチノイカリ］
２０１５年より小説投稿サイト「小説家になろう」にて執筆を開始。『そのガーゴイルは地上でも危険です―翼を失くした最強ガーゴイルの放浪記』で第４回ネット小説大賞を受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hutaro]

たまにはこういうのも読んでみた。ガーゴイルってよく知らないが、割と雑魚っぽい扱いなのね？この本ではこのガーゴイル滅茶苦茶強いけど、強いのが珍しい…ってかありえないという感じだった。ゴブリンとスライム助けて集落ごと救っちゃったり、奥さんに逃げられた龍励ましちゃったりとフットワーク軽く旅を続けるガーゴイル。確執のある魔王との邂逅はあるのかと思いきや、中途半端に終わる。なんと、シリーズ物だったとは。(読メで知った)

2019/07/27

[シュレッダ]

意表つかれるこんな作品好き。人外好きが満たされる🎵

2024/04/23

[りんりん]

★★★★☆

2021/09/10

[じゅんぽろ]

まず主人公がガーゴイルっていう所がいい。ガーゴイルだぞ、あの石で出来てて不気味な姿のガーゴイル。魔王同士の戦争で敵対した魔王と戦い翼を無くしたけれど、魔王と同等以上に物凄く強いガーゴイル。まあその魔王ベリアのおかげで主人の魔王が殺されて隷属支配が解けたのだから結果オーライ。名前はアルベルトって、無駄にカッコイイな。なんでこんな強い奴が魔王の奴隷だったんだと思うけど、生まれて一年で創造主が殺されて隷属魔法かけられたんじゃ仕方ないか。スライムを強化しゴブリン達を助け真龍の目を覚まさせ、ほんと最強。次楽しみ。

2019/10/12

[Ymlpha]

魔王対魔王の戦いで隷属魔法の主が死に、1500年ぶりに解放されたガーゴイルは強力な魔力を持ってるわりにはいたって温厚なのでした。 とりあえず今後の行く先を見つけるために近隣の街へ行こうとするのですが戦いの最中翼を失いガーゴイルなのに徒歩移動。その中で出会う人…じゃないけど…との交流のお話。 登場人物にめんどくさい人物がほとんどおらず、少ないそれは行間で滅ぼされてたり秒速で始末されたりで、精神的にくたびれてるときも読みやすい作品かもしれません。

2020/06/06