出版社内容情報
『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズのロバート・ラングドン教授が『インフェルノ』で挑む謎は、ボッティチェリの絵画《地獄の見取図》。この主題となるダンテの叙事詩『神曲』はイタリア語の礎ともいわれ、他にもサルバドール・ダリやドレ、ロダンといった名だたる芸術家がその魅力に惚れ込み作品の題材としてきました。本誌はそれら西洋美術や原典をなぞりながら、ダンテが『神曲』に込めたメッセージを解き明かしていく一冊です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
3
どうしても西洋美術に興味のある人には避けて通れないダンテの神曲。それもそのはず、聖書はおろかギリシャ神話やローマの政治家なども煉獄や地獄にいるのだから、その西洋史などの膨大な知識や注釈を必要とするのは、知的好奇心をくすぐるのだろう。それ以上に黙示録にインスパイアを受けた地獄の描写というのは西洋人の死生観とも結びついていることもわかり興味が枠ばかり。この本は本当にその背景にある世界観を知るための入門書なんだけどとても興味がわいてしまう。インフェルノも俄然、楽しみになった2017/01/08
taka
0
説明が重複する箇所は多いが、導入本としては良い。2020/06/16
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