普通の服を、はっとするほどキレイに着る

佐藤 治子【著】

宝島社（2016/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 167p／高さ 19cm
• 商品コード 9784800259615
• NDC分類 593.8
• Cコード C0077

出版社内容情報

「気に入って買ったはずなのに、似合っていない気がして、あまり着ない」という服が、クローゼットにあふれていませんか？本書で紹介するのはそんな服を減らす、アイテムごとに「あり、なし」を見分ける方法です。有名ブランドのデザイナーを務め、ヨーロッパのファッションを知りつくした『マダムH』が、大人をキレイに見せてくれる服選びを指南します。

内容説明

キャリア４０年のデザイナーが語る大人のサイズ感、素材選び、素敵な流行の取り入れ方。派手でも、地味でも、トレンドでもない。大人を素敵に見せる「シンプル・シック」スタイル。

目次

第１章　おしゃれの基本は、普通の服をキレイに着ること（スタンダードがわからなくなってしまった今；「ゆるい」だけでは立ち行かない　ほか）
第２章　自分のサイズを知る（服装の基本は、ジャストサイズ；時代に合ったサイズ感と自分の体型のバランスがおしゃれのポイント　ほか）
第３章　大人のパーソナルスタイルの作り方（大人だから着こなせる服を着よう；『ＣＨＩＣ　ＳＩＭＰＬＥ』に学ぶ、基本スタイルの作り方　ほか）
第４章　マダムＨ流「自分の制服」の作り方（私が「制服」を作った理由；ロジェ・ヴィヴィエとの出合い　ほか）
第５章　マダムＨ式・お買い物の極意！（「服の目きき」を極めて、服選びの達人になる！；業界裏事情１―値付けの秘密　ほか）

著者等紹介

佐藤治子［サトウハルコ］
ｍａｄａｍｅＨ。１９４７年７月生まれ。英国ブランド「アクアスキュータム」「イエーガー」をはじめとする、アパレルブランドのデザイナー及びディレクターとして４０年以上のキャリアを持つ。数々の新ブランドの開発やブランドのリニューアルで手腕を発揮してきた。２０１１年に、クローゼットに眠る価値ある服を再生させるお直しサロン「ＲＥＭＯＤＥ（リモデ）」をスタート。同時にブログ「ｍａｄａｍｅＨのバラ色の人生」を開設（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さと]

４０代以降の女性に向けた一冊。見直すのはファッションだけでなくこれまでの人生ともいえるかも。「きちんと着る・キレイに着る」ために。大人だからこそのファッションを確立するために。ゆる～い一着、トレンド至上主義をバッサリ。まずは自分のサイズを知る。そして体型維持も大切。どこでどんな気持ちで買い物をするの？自分の直感も大切にして！・・・・マダムがわかりやすく提唱。アクセサリーを必要としない大人な女性になりたい。自分自身で勝負しなきゃ　できるようにならなきゃ　そういわれているような気もした。

2017/03/01

[さっちゃん]

大人の着こなしとはこうなのよ！オビ写真の恰好いいこと！迷走しがちな中年が着るものを豊富なデザイナーの経験と知識で教えてくれる本。でもシンプルな白シャツを着こなすのが一番難しいんだよねf^_^;

2016/09/15

[ミーコ]

こんな素敵なお知り合いがいたら！クセが自分らしいスパイスになる。

2016/09/14

[hinako]

色々なところで評判がよくて気になっていたら某所で見かけて購入。まず何がすごいって、この方が７０近いということ。一般的なイメージの「７０代」と全く違うので「はー、こういう格好しても全然平気なんだ。素敵に見えるんだ」と驚いた。もちろんご本人の気概や、健康（固めの服って、年取ると疲れてくる）、財力等も関係あるのですが、ともかくすごい。語り口が上品なのもいい。書いてあることが至極まっとうで、自分も頑張らないとなーと思わされた本。

2017/06/13

[gotomegu]

ベーシックな服の組み合わせでいい。スカーフや靴などの小物で味付けをする。普通のをかっこよく着こなすには、サイズ感。シャツやジャケットは肩幅、パンツはヒップ。簡単にお直しできない部分がぴったりしてるかどうかをこだわること。長く着たいものはハイブランドのものを、パリッと新しい状態で着たいものは安くてコストパフォーマンスの高いものを買うのがいい。長くファッション界にいた作者ならではの、注意ポイントは、どの時代でも共通。作者の年齢が70歳ってところがびっくり。

2017/04/17