出版社内容情報
金融バブル現象を起こした「南海泡沫事件」から、ナチ党独裁を象徴する「ドイツ国会議事堂放火事件」、21世紀の世界を決定づけた「9・11同時多発テロ」まで、近現代の「30大事件」を検証し、今日の世界を読み解く一冊です。世界史といえば、無味乾燥な知識が際限なく連なる分野と思われがちですが、その裏には、無数の人間ドラマが潜んでいます。本書に触れることによって、世界を形づくった世界史上の重大事件を関し正しく認識できれば、今日の世界をより深く理解することができます。
目次
第1章 18~19世紀(イギリス政界まで巻き込んだ異常な投機熱―南海泡沫会社事件;独立革命につながるアメリカの権利意識―ボストン=ティー=パーティー事件 ほか)
第2章 20世紀前半(民衆の素朴な崇敬を粉砕したツァーリの銃弾―血の日曜日事件;どの国も望んでいなかった第一次世界大戦の引き金―サライェヴォ事件 ほか)
第3章 20世紀後半(南アフリカの「アパルトヘイト」に対する不満が爆発―シャープビル虐殺事件;アメリカがカストロ政権の転覆を狙ってキューバに侵攻―ピッグス湾事件 ほか)
第4章 21世紀(アメリカと中東世界が起こした「文明の衝突」の悲劇―9・11同時多発テロ;「世界最悪」の悲劇・コンゴ紛争とアフリカ大戦―ローラン・カビラ暗殺事件 ほか)
著者等紹介
関眞興[セキシンコウ]
1944年、三重県生まれ。東京大学文学部卒業後、駿台予備校世界史講師を経て、著述家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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