内容説明
三陸鉄道から道南いさりび鉄道までの歴史、現況、営業施策を完全網羅!三セク鉄道のすべてを解説するハンドブック、出発進行!
目次
第1章 今そこにある第三セクター鉄道
第2章 三セク鉄道ができるまで
第3章 第三セクター各社の斬新な取り組み
第4章 第三セクター鉄道の経営者、かく語りき
第5章 第三セクター鉄道パーフェクト・ガイド
第6章 第三セクター鉄道を旅する
終章 第三セクター鉄道の問題
著者等紹介
谷川一巳[タニガワヒトミ]
1958年、横浜市生まれ。日本大学卒業後に旅行会社勤務。その後、独立してフリーライターとしての活動を開始。現在は鉄道、バス、飛行機など交通機関関連の研究を行う傍ら、記事を各種媒体に寄稿。豊富な取材経験に基づく正確な分析には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あいくん
4
☆☆☆☆第三セクター鉄道は国鉄やJRの赤字ローカル線が転換して地元自治体や企業が出資する鉄道となるケースが多いです。 九州にはありませんが私鉄が第三セクター鉄道になるケースもあります。 福井県のえちぜん鉄道がその例です。 新幹線の開通で並行して走る線が第三セクターになったケースも最近増えています。熊本県、鹿児島県の肥薩おれんじ鉄道がその例です。九州の第三セクター全線で利用できる「九州満喫きっぷ」はすばらしい試みだと思います。 青春18きっぷが期間限定なのと比べると、割高感はありますが、年中使えて便利です。2016/08/23
シータ
0
国の姿勢はどうにも鉄道に対して厳しい。第三セクターは多くが国鉄時代に利益が出ないとされていた路線で、観光需要等掘り起こして自助努力で乗り切れている会社は素晴らしい。あとは数十年単位で継続した需要を確保できるかどうかですね。2016/10/22