美女の日本史―激動の時代を生き抜いた女たちの波乱の生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784800255945
  • NDC分類 281
  • Cコード C0021

出版社内容情報

歴史に関する本は男性にスポットを当てたものが多いですが、本書はNHK連続テレビ小説『あさが来た』で脚光を浴びた広岡浅子をはじめ、女性に焦点を絞りながら、幕末から太平洋戦争直後までの激動の日本の歴史を振り返ります。女性の側から見ることで、これまで有名だった人気の歴史人物(主に男性)の裏面史が見えてきます。睦奥宗光の妻の陸奥亮子、渋沢栄一夫人の渋沢兼子、柳原白蓮、白洲正子など約80人の女性が見てきた歴史を写真と共に紹介します。

内容説明

明治の女性実業家・広岡浅子、鹿鳴館の華・陸奥亮子、渋沢兼子、大正三美人の柳原白蓮、日本のプリンシパルの妻・白洲正子など、幕末、明治、大正、昭和と、激動の時代を生き抜いた77人の女性たちの一生を豊富なビジュアルとともに振り返りながら、知られざる歴史をひもときます。

目次

特集 広岡浅子
第1章 幕末篇―美女たちの明と暗
写真特集1 古写真でよみがえる美女たち
第2章 明治篇―数奇な運命をたどった名家の美女たち
写真特集2 明治時代の美人コンクール
特別インタビュー 作家・森まゆみに聞く!激動の時代を生き抜いた女性たちの美
第3章 大正篇―自由と政治の季節を生きた女性たち
写真特集3 明治・大正期 写真が語る名妓の時代
第4章 昭和前期篇―戦争を生き抜いた女性たち
写真特集4 写真に写された明治・大正の裸婦たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mushoku2006

8
確かに現代の私から見ても美人さんだなあ・・・・・・と思える人も何人かいましたが、えっ!?この方が美人と言われていたの!?という感想を持つ人のほうが圧倒的に多数でした。 この時代のポートレイトがわざわざ残されているんですから、写真映りの問題ではないと思います。 これは私が見て、ではなく、現代の一般的な美醜の観点から見たらそうなる、だと思われます。 それほど昔の話ではないのに、基準というか、好みというか、かなり変化したもんだなあ・・・・・・と驚きました。 男性についても同じことが言えるのだろうか?2016/08/28

のりじゃん

4
昔も今も美女とは、こういう人の事ね!と頷ける人と、美女の基準がわからなる人も、結構いたりして。 しかし、どの方の人生も同性として、興味深いものでした。2019/03/08

あけの

4
表紙の方 さかえさんだっけとっても蠱惑的2018/08/11

散歩牛

4
幕末~昭和初期までの、77人の女性の写真+それぞれどんな人生だったのか数ページずつの解説がついたもの。初めて知った人物がほとんどだった。つらい人生だった人もいれば、こんな凄い人もいたのかっていう多彩な人選。本人の写真を見ながらエピソードを読んでいると、どんな声でどんな話をしてどんな事を思っていたんだろうと思う。2016/08/13

かすみ

2
坂本龍馬の妻、大久保利通の妻、シーボルトの娘とその孫、などなど幕末から明治大正昭和前期までの「美女」を起点に展開した日本史。名のある個人の写真よりは名前の分からない美女、特に鼓を打つ藝妓の写真が印象的だった。明治の美人コンクールは卵型の切れ長の目のふくよかな女性がランクインしていた。清最後の皇帝溥儀の弟溥傑と結婚した浩と、愛人を殺害し局部を切り取った阿部定が印象に残った。長きにわたる女性蔑視により活躍の場を奪われ名のない人々となっていった女性をもっと見たいが叶わない無念。男尊女卑という概念、はよ消え失せろ2023/01/08

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