出版社内容情報
1,000万人以上の自国民を粛清した悪名高き文化大革命の開始から、今年で50年を
迎えます。
毛は、“建国の英雄”としていまなお崇拝される一方、
◎多くの餓死者と国土の荒廃を招いた「大躍進政策」の失敗
◎執拗なまでの政敵の粛清
◎伝統文化の破壊、「造反有理」の名のもとに若き尖兵である紅衛兵を使い
以後10年にわたって全中国を大混乱に陥れた「文革」 など
20世紀最凶の独裁者の顔も持ちあわせています。
「鉄砲から政治権力が生まれる」
「中国も15年以内に、恐らくはイギリスに追いつき追いぬくと自信を持って告げる
ことができる」
「政治は血を流さない戦争であり、戦争は血を流す政治である」
「団結の強化・闘争の堅持を通じてのみ、勝利を獲得することができるのだ」etc.
本書では、毛が掲げた理念のウソ、論理の欺瞞について毛自身の言葉を分析し、
権勢を強める現代中国、中国共産党の悪の原点を探ります。
内容説明
世界に嫌われる「中国」のこれが原点!1000万人の国民を粛清!邪悪すぎる思想と、反人間的に素顔を暴く!
目次
第1節 理念のウソ―革命、共産党(「革命闘争」のまやかし;階級打破の虚言 ほか)
第2節 論理の欺瞞―戦争(戦争マニアの自己主張;革命という名の「商品」 ほか)
第3節 粛清の真実―整風、自己批判(批判に次ぐ批判;陰口を歓迎する ほか)
第4節 殺戮の真相―大躍進政策、文化大革命(無謀な計画;画に描いた餅 ほか)
第5節 君子の本性―家族、戦後(亡母への追悼祭文;母のみを追慕する ほか)
著者等紹介
黄文雄[コウブンユウ]
1938年、台湾生まれ。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。評論家、拓殖大学日本文化研究所客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 単位株制度のすべて