毛沢東 虚妄の言葉101

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800255501
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0011

出版社内容情報

1,000万人以上の自国民を粛清した悪名高き文化大革命の開始から、今年で50年を
迎えます。

毛は、“建国の英雄”としていまなお崇拝される一方、

◎多くの餓死者と国土の荒廃を招いた「大躍進政策」の失敗
◎執拗なまでの政敵の粛清
◎伝統文化の破壊、「造反有理」の名のもとに若き尖兵である紅衛兵を使い
 以後10年にわたって全中国を大混乱に陥れた「文革」 など

20世紀最凶の独裁者の顔も持ちあわせています。

「鉄砲から政治権力が生まれる」
「中国も15年以内に、恐らくはイギリスに追いつき追いぬくと自信を持って告げる
ことができる」
「政治は血を流さない戦争であり、戦争は血を流す政治である」
「団結の強化・闘争の堅持を通じてのみ、勝利を獲得することができるのだ」etc.


本書では、毛が掲げた理念のウソ、論理の欺瞞について毛自身の言葉を分析し、
権勢を強める現代中国、中国共産党の悪の原点を探ります。

内容説明

世界に嫌われる「中国」のこれが原点!1000万人の国民を粛清!邪悪すぎる思想と、反人間的に素顔を暴く!

目次

第1節 理念のウソ―革命、共産党(「革命闘争」のまやかし;階級打破の虚言 ほか)
第2節 論理の欺瞞―戦争(戦争マニアの自己主張;革命という名の「商品」 ほか)
第3節 粛清の真実―整風、自己批判(批判に次ぐ批判;陰口を歓迎する ほか)
第4節 殺戮の真相―大躍進政策、文化大革命(無謀な計画;画に描いた餅 ほか)
第5節 君子の本性―家族、戦後(亡母への追悼祭文;母のみを追慕する ほか)

著者等紹介

黄文雄[コウブンユウ]
1938年、台湾生まれ。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。評論家、拓殖大学日本文化研究所客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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4fdo4

5
「毛沢東」がいかに言葉の魔術師だったかのかが分かる。現代のように情報過多の文化ではない1920年から1976年。毛沢東の言葉に中国全土が動き、振り回され、多くの死者が出た。彼は稀代の俳優とコピーライターとペテン師と殺人者が入り混じった人格だったのではないだろうか。 さて、エグい本よんでるなー私。。2016/08/01

一江春水向東流

0
世界に厳然として格差が存在する限り、毛沢東主義が復活するとまでに至るのかも知れません… 2020/01/07

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