出版社内容情報
中国の経済崩壊が鮮明になっていますが、その崩壊ぶりが、大方の予想を超える規模になりそうだという観測が出てきています。そこで経済崩壊のハードランディングのシナリオがどうなるのか、そしてそれが引き金となって中国共産党体制が崩壊するのではないか、それはいつなのかという話を、中国に詳しい専門家3人が綴ります。巻末には鼎談「習近平はなぜ最悪の選択肢を選んだのか?」を収録。
内容説明
中国の経済崩壊は誰の目にも明らかになっている。しかし、その崩壊ぶりは大方の予想を超える規模になりつつある。経済崩壊のハードランディングのシナリオはどのようなものになるのか、それを契機として中国共産党体制はいつ崩壊するのか―本書では中国に詳しい3人の専門家が、経済・外交・政治など、あらゆる側面から中国のこれからについて精緻に分析する!
目次
第1章 現在進行中の中国経済崩壊と今後
第2章 経済崩壊の後、天下大乱に陥っていく中国
第3章 逃げ遅れた日本企業を待ち受ける地獄
第4章 豊かになる前に成長期を終えた中国
第5章 “中国の夢”が潰える日
第6章 共産党政権の終わりの始まり
鼎談 習近平は遺産を食い潰す
著者等紹介
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946年、石川県金沢市に生まれる。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。82年に『もうひとつの資源戦争』(講談社)で作家活動に入る。国際政治、経済の舞台裏を独自の情報で解析する評論などに定評があり、中国ウォッチャーの第一人者としても活躍
石平[セキヘイ]
中国問題評論家。1962年、中国四川省成都市に生まれる。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年に日本に帰化。中国や日中関係の問題について、精力的に講演・執筆活動を展開する
福島香織[フクシマカオリ]
ジャーナリスト。1967年、奈良県に生まれる。大阪大学卒業後、産経新聞社に入社。文化部、社会部などを経て香港支局長、北京特派員、政治部記者を歴任。2009年からフリージャーナリストとして主に中国、中華圏の政治、社会、経済、文化をカバーする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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