出版社内容情報
本書は、空海が開いた聖地・高野山の見どころ、巡り方、楽しみ方を、地図や写真を使いながらわかりやすく解説します。さらに、1200年を経ても誰も超えられない日本仏教界の巨星・弘法大師空海の生涯を、空海が法を求め、命がけで辿った道「空海ロード」や空海から最澄にあてた美しき国宝の書「風信帖」を紹介しつつダイナミッに解説します。
内容説明
今から1200年前、弘法大師空海が真言宗の根本道場として開創した「高野山」。そこは、今なお空海が生きる霊場であり、平安時代以降、名だたる皇族、武将、大名も参詣してきた、世界遺産にも登録されている聖地である。空海は高野山をなぜひらき、何を伝えたかったのか?空海が命がけで入唐し、学んだこととは?空海の生涯や言葉とともに、高野山の全貌を写真を交えながら紹介していく。
目次
第1章 空海の生涯(空海の歩み―生涯年表;幼少時代、命がけで捨身誓願―18歳で役人養成の大学へ ほか)
第2章 高野山巡礼(高野山とは何か?;高野山MAP ほか)
第3章 空海の教えと言葉(真言密教の教え;密教の人間観 ほか)
第4章 高野山の歴史と文化財(空海の時代―平安時代前期;空海入定後―平安時代中期 ほか)
著者等紹介
静慈圓[シズカジエン]
高野山大学名誉教授、高野山霊宝館館長、高野山清涼院住職。1942年、徳島県生まれ。1971年、高野山大学大学院博士課程修了。1974年、高野山大学講師。1982年、日本印度学仏教学会賞受賞。1984年、空海が漂着した福州(赤岸鎮)から西安(青龍寺)までの2400キロを踏破し、それを巡礼道「空海ロード」として開創。1989年、学修潅頂入壇、伝燈大阿闍梨職位を受ける。現在まで50年以上、空海研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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