出版社内容情報
国立長寿医療研究センターの名誉総長である大島伸一氏による、いかに老後を生き抜くかについての一冊。下流老人、老後破綻が叫ばれる中、老後が安泰でないことは、はっきりしてきました。老後はいまも昔も、楽園ではなく、人生を生き抜いてきた人の最後の達観の場であることの自覚が必要です。だからといって、不幸ではありません。現実を認識しつつ、充実した日々を送る方法はかぎりなくあります。そして、それを実践している人もいます。どのように充実した日々を過ごしていくのか。その方法論を長寿医療研究センター名誉総長が明らかにします。
内容説明
元気でいることが一番大切なこと。元気でいれば、お金がなくても大丈夫。そして、人とのつながりが保たれていれば、老後は安心。そもそも昔はそうだったのです。日本の高齢社会の実態を第一線で10年間見続けた国立長寿医療研究センターの名誉総長が70歳になってわかった、元気でいる方法と老後を生き抜く方法。
目次
第1章 老いの覚悟(覚悟を持ちなさい;「老老介護、独居、そして死」が普通の老後の姿 ほか)
第2章 老いるということ(老いはすべての人に起きる;経験知という財産 ほか)
第3章 老後を元気で生きる方法(生涯現役ということ;生活に見合った収入で働く ほか)
第4章 老いを喜べる社会へ(「幸加齢」を目指し、「気持ちよく死」を;尊厳を守るために胃瘻と向き合う ほか)
著者等紹介
大島伸一[オオシマシンイチ]
1945年生まれ。1970年名古屋大学医学部卒業。社会保険中京病院泌尿器科医師を経て、副院長。1997年名古屋大学医学部泌尿器科教授、病院長を経て、2004年国立長寿医療センター総長となる。2009年国立大学法人名古屋大学名誉教授。2010年独立行政法人国立長寿医療研究センター理事長・総長となり、2014年4月退職、名誉総長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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