出版社内容情報
人気漫画ブログ「規格外な夫~セロトニンが、足りません~」が書籍化! “強迫性障害”を患いながらも社会人として奮闘する夫と、子どもが1歳の頃に育児ノイローゼから“うつ病”になってしまった妻。そんな2人の日常と子育ての様子がユーモラスなイラストで描かれます。とても辛く苦しい状況のはずなのに、前向きに頑張る2人の姿から、自然と笑顔と勇気をもらえる一冊です。
内容説明
とある地方都市に住む4人家族。会社員のお父さんと、専業主婦のお母さん、幼稚園児のお姉ちゃんに、3歳下の弟。どこにでもいる、何の変哲もない普通の家族です。だけど、この家族のお父さんとお母さんにはちょっとユニークな特徴があります。それは「強迫性障害」と「うつ病」という心の病気です。この本は、一つの家族が、心の病気と向き合い手探りながらも、前を向いていこうと奮闘し毎日楽しく暮らしている様子を記録した物語です。
目次
強迫性障害って?
規格外な夫(強迫 発症から通院まで;強迫症夫あるある;規格外な夫;強迫 治療レポート;よく寝るダンナについて)
たまこのうつ病体験記(たまこのうつ病体験記;たまこの崖っぷち育児)
龍家の日常
著者等紹介
龍たまこ[リュウタマコ]
福岡県生まれ。持っている資格は運転免許と保育士資格。専業主婦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
洋
22
「強迫性障害」の旦那さんと「産後鬱」だった奥さんの治療体験談、心の病と向き合いながらも楽しく暮らそうとする家族の様子を元鬱病の奥さんが4コマ漫画でユーモラスに描いています。たまこさんの明るさに救われます。2016.02.292017/04/01
あけの
3
うちとはちょっと違うけど 経過とか対応とか参考になる こういうの読むとうちだけが特別でないんだなと安心する2019/09/21
ままくー
2
強迫症という名前は聞いたことがあるけれど、症状は知らなかった。これが病気だと分からないまま一緒に過ごした期間はとても大変だっただろう。けっこうみんな、精神疾患だと診断されることに抵抗があるのが意外。自分だったら安心しそうな気がするけど。終わりが見えないなかで、接し方や考え方を変えてみたり、試行錯誤で家族みんなで生きてきたんだということがよく分かる。受け入れてくれる人の存在は必要だね。心強くなる。うつ病だった奥さんも自分でどうにかしようとたくさんもがいてうつを克服した。傍から見たら怠けてるようでも実は違う。2018/02/04
むさみか
2
明るくかいてても 自分に一番近い 頼りたい方が 病気になられたときに 一緒に 悩み苦しむのは どこのご家庭とて 同じですもの この本を読んで 勇気の出る方が沢山いると思います2016/06/17
りょう
1
強迫症って、しらなかった。2017/05/27