別冊宝島ｒｅａｌ 財務省の闇 - 最強官庁の「出世」「人事」「カネ」

宝島社（2016/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 191p／高さ 21cm
• 商品コード 9784800250599
• NDC分類 317.24
• Cコード C9436

出版社内容情報

日本の戦後史を陰で操縦し続けた「大蔵省」「財務省」。「官僚のなかの官僚」と呼ばれるスーパーエリートたちの生態と出世・人事、権力の源泉を徹底検証する。時の政権を牛耳った大物官僚の系譜から安倍政権と財務省、消費税とマイナンバーまで「大蔵省・財務省」を通じた戦後裏面史を発掘。日本の「官僚支配」構造がここに明らかとなる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[templecity]

バブル前の大蔵官僚のメンバーが個人名で載っている。本当のエリートは25名程しかいない。国家公務員試験の順位で決まってしまう。報酬は確かに生涯で考えるとかなり高い。高級官僚は国家観を持たなければならない。国内だけを論じるのであれば昔の体制で良かったがグローバル時代を如何に乗り切って国を正しい方向に持っていくかが鍵。税制は旅館の離れが拡張してしまったような状態。全体を把握しているものは極めて少ない。ある一面だけ見ていては駄目なのである。

2016/07/16