出版社内容情報
計画だけで、日の目を見ることなく立ち消えになってしまった鉄道路線=「未成線」を紹介する一冊です。普段、利用している道に鉄道が通っていたかもしれないといった想像は、「廃線」とはひと味違ったロマンを抱かせてくれます。全国各地に点在する未完成路線のうち、80路線以上を取り上げ、「未成線」研究をライフワークとする監修者・草町義和が、計画の経緯や未完に至ったいきさつを「幻の路線図」と併せてナビゲートします。
内容説明
いつものあの道も、線路だったのかも。日本各地に存在する幻の線路。歴史に眠る「未成線」のルートやその背景を探る。計画されては消えた幻の線路81路線収録。
目次
特集(成田新幹線;国鉄・名羽線 ほか)
第1章 北海道・東北(国鉄・興浜線;国鉄・美幸線 ほか)
第2章 関東・甲信越(加波山鉄道;常南電気鉄道・谷田部線 ほか)
第3章 北陸・東海(熱海モノレール;国鉄・佐久間線 ほか)
第4章 近畿(阪急電鉄・新大阪連絡線;大阪電気軌道・四条畷線 ほか)
第5章 中国・四国・九州(国鉄・今福線;国鉄・岩日北線 ほか)
著者等紹介
草町義和[クサマチヨシカズ]
鉄道ライター。1969年、新潟県出身。鉄道ライターのなかでも、廃線跡や未成線跡の調査を専門としている。鉄道誌『鉄道ファン』(交友社)や『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)を中心に、未成線の探訪記や列車の乗車ルポを執筆。乗り物ニュースサイト「Response.」でも日々、鉄道ニュースを発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。