マンガ ボクは介護職員一年生

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  • サイズ A5判/ページ数 177p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800247810
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0077

内容説明

漫画家の梅熊大介は、本当に突然介護職員になってしまった。しかし彼は認知症という言葉も知らないまったくの介護素人。その彼が、介護業界の言葉からしきたり、ノウハウを学んでいく。最初にいわれたことは「老人の着ている服を覚えること」。「えっ」と思った梅熊。理由は迷子になった時、老人の容姿を警察に一番伝えやすいのが、服装だから。エッセイの一部は梅熊の師匠の和田行男氏が執筆。温かい目線で描いた介護のコミックエッセイ。

目次

介護施設はこんな場所(介護施設って『どこも同じ』じゃないんだねえ;「認知症」メキメキ知名度急上昇中!;専門用語の海へ;ワタシのズボンもマベタです;おばあさんたちは、だいたい「年下」だった!?)
介護施設の住人たち((個人的には)最もキンチョーする一瞬
外出・買い物について)
本日も介護現場は異常アリ!?(「ただいま」と「行ってきます」;トラブルは来る。連続して来る。;インフルエンザ、ボクメツ作戦;介護職のおしごと)
介護施設の住人たち(ご祝儀は受け取れません;しばいこんにゃくいも満州;父と子と)
現場から見る介護を取り巻く現実は…(I have no money;断言、地域は崩れてない)
今日も介護の一日が終わり、また陽が昇る(読みおわったら、誰かに)

著者等紹介

梅熊大介[ウメクマダイスケ]
1980年生まれ、群馬県出身。「梅澤誠」名義で、東京で漫画家アシスタントをしながら雑誌、ウェブにて作品を発表。2009年第6回マンサン漫画大賞(実業之日本社)佳作受賞。デジタルマンガ・コンテスト2012(デジタルマンガ協会)優秀賞受賞。9年間のアシスタント修業の後、32歳で介護職員となり、以後介護を中心とした企業広報マンガ家を営む。現在所属する大起エンゼルヘルプのホームページに新規採用者向け介護マンガを連載中

和田行男[ワダユキオ]
高知県出身。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ転身し、特別養護老人ホームなどに勤務。99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は大起エンゼルヘルプでグループホーム・デイサービス・小規模多機能ホームなどを統括(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fumikaze

15
漫画「ボクは介護職員一年生」。寝たきりだとたったの10日間でもすっかり動けなくなったり、話せなくなってしまう。日々の心掛けが大切だと思った。それはそうと誰にでもいえることだが、特にお年寄りは坂道を転げ落ちるように一気に衰えるから怖い。父の介護、もっと一生懸命にやっておけば良かった。2017/10/14

Koji Takahashi

6
前回はまだ何も学ぶ前、今回は介護職員初任者研修を受講した後に読みました。利用者さんがどの様な人達なのか、認知症とはどの様な病気なのか、グループホームとはどの様な施設なのか、介護職員はどの様な思いなのか。前回とは違い、理解し共感する事ができた。擬似施設見学を体験した気分です。2016/02/15

Koji Takahashi

5
これから踏み入れる業界、覚悟を決めよう。 やり甲斐と使命がモチベーション。2016/01/04

luckyair

4
かなり勉強になった。自分がまだ関係ないというのは認識不足だと思い知った。認知症は病気であり、病気には健康である方が合わせるものという認識は大事。いきなり訳の分からないことをやれと言われたら誰だって戸惑うし、怒ることもある。認知症の人にとってはそれが毎日あるということ。現実に追いついていない介護保険制度の中で、介護の役割の大きさを知った。たった十日ホームを離れるとただいまも言えなくなってしまう話はショックだったが、世の報道ほど地域は崩壊しておらず、介護現場も悲惨なものではないらしい。★★★2017/12/16

まりかず

3
私は訪問介護職員7年生。漫画が描けたり文才があるといいよね-。おもしろおかしく介護を理解してもらえることからでも関心を寄せてもらえたらうれしい。2018/03/31

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