内容説明
漫画家の梅熊大介は、本当に突然介護職員になってしまった。しかし彼は認知症という言葉も知らないまったくの介護素人。その彼が、介護業界の言葉からしきたり、ノウハウを学んでいく。最初にいわれたことは「老人の着ている服を覚えること」。「えっ」と思った梅熊。理由は迷子になった時、老人の容姿を警察に一番伝えやすいのが、服装だから。エッセイの一部は梅熊の師匠の和田行男氏が執筆。温かい目線で描いた介護のコミックエッセイ。
目次
介護施設はこんな場所(介護施設って『どこも同じ』じゃないんだねえ;「認知症」メキメキ知名度急上昇中!;専門用語の海へ;ワタシのズボンもマベタです;おばあさんたちは、だいたい「年下」だった!?)
介護施設の住人たち((個人的には)最もキンチョーする一瞬
外出・買い物について)
本日も介護現場は異常アリ!?(「ただいま」と「行ってきます」;トラブルは来る。連続して来る。;インフルエンザ、ボクメツ作戦;介護職のおしごと)
介護施設の住人たち(ご祝儀は受け取れません;しばいこんにゃくいも満州;父と子と)
現場から見る介護を取り巻く現実は…(I have no money;断言、地域は崩れてない)
今日も介護の一日が終わり、また陽が昇る(読みおわったら、誰かに)
著者等紹介
梅熊大介[ウメクマダイスケ]
1980年生まれ、群馬県出身。「梅澤誠」名義で、東京で漫画家アシスタントをしながら雑誌、ウェブにて作品を発表。2009年第6回マンサン漫画大賞(実業之日本社)佳作受賞。デジタルマンガ・コンテスト2012(デジタルマンガ協会)優秀賞受賞。9年間のアシスタント修業の後、32歳で介護職員となり、以後介護を中心とした企業広報マンガ家を営む。現在所属する大起エンゼルヘルプのホームページに新規採用者向け介護マンガを連載中
和田行男[ワダユキオ]
高知県出身。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ転身し、特別養護老人ホームなどに勤務。99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は大起エンゼルヘルプでグループホーム・デイサービス・小規模多機能ホームなどを統括(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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fumikaze
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luckyair
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