出版社内容情報
いよいよはじまるマイナンバー制度。国民一人ひとりに番号が振り当てられ、
暮らしや仕事のあらゆる場面で使われることになります。
本書は、マイナンバーに興味のある方から実務家まで、手軽に読んでいただける本
をコンセプトに、
《パート1》マイナンバー制度のしくみ
《パート2》企業に求められるマイナンバー基本対応業務
《パート3》社会保障はどんどん紐付けされても大丈夫か?
《パート4》これからは徴税強化がなされるのだろうか?
《パート5》国は個人情報を安全に管理できるのか
の全5パート、合計50の一問一答形式で構成されています。
最初から順序だてて読む必要はありません。興味のあるところ、業務に必要な項目
から読んでみてください。
本書の最大の特徴は、預貯金口座への付番が盛り込まれた平成27年9月9日に公布
された改正法に対応し、
オリンピックイヤーである2020年までのマイナンバーの将来像まで網羅している点
です。
将来像について言えば、
・マイナンバーの戸籍事務等への利用範囲の拡大
・個人番号カードの公的個人認証サービスの利用拡充
・健康保険証との一体化と医療情報連携ネットワークの構築
・社員証との一体化
・CATVを活用したお年寄りや子どもの見守りサービスなども取り上げています。
また、一般の国民にとって身近で気になる点に関しても、わかりやすく解説しています。
マイナンバーによって、副収入がバレないか、預貯金口座への付番等によって相続税や贈与税、資産フライトに関する捕捉は行われるのか、社会保険料適用逃れ企業の負担金額がいくらになるかのシミュレーション、企業内の実務家向けに、効率のいい従業員等のマイナンバーの収集方法についても網羅しています。
マイナンバー導入によって私たちの暮らしがどう変わっていくのか、仕事の現場にどんな影響があるのか――。
マイナンバー制度を理解するための最初の一冊として、ぜひ本書をご活用ください!
内容説明
マイナンバーの「これが知りたい」をコンパクトに網羅!実務担当者から一般社員まで最低限知っておきたい、1億2000万人の新制度のすべて!1時間で早わかり!最新法制に対応!
目次
1 基礎知識編(マイナンバー制度のしくみ;企業に求められるマイナンバー基本対応業務)
2 対応実践編(社会保障はどんどん紐付けされても大丈夫か?;これからは徴税強化がなされるのだろうか?)
3 安全対策編(国は個人情報を安全に管理できるのか)
著者等紹介
松本祐徳[マツモトヒロノリ]
社会保険労務士・社会保険労務士松本力事務所代表。1971年、大阪府生まれ。青山学院大学文学部卒業。物流関係のコンサルタントを経て2012年に社労士事務所を開業、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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