内容説明
日本の歴史とともにあり、生活の中に溶け込んできた仏教、そして仏像―。日本人にとっての仏教・仏像とは何なのか？仏教の伝来や、宗祖の教えや生涯、仏像の種類や役割、ご利益を見ていくことで、その答えを見つけていこう。日本仏教を知る旅へ、いざ―。
目次
仏教の興りと日本伝来のものがたり
きちんとわかる日本仏教１３宗のすべて―第１章 聖徳太子と奈良時代の仏教
第２章 平安仏教『天台宗』と『真言宗』の宗祖 最澄と空海
第３章 鎌倉仏教『浄土系宗派』と『日蓮宗の宗祖』 法然、親鸞、日蓮、良忍、一遍
第４章 禅の教えを広めた『禅宗』の宗祖 栄西、道元、隠元
第５章 仏教 信仰のシンボル 仏像のすべて（如来―悟りをひらいた者；菩薩―如来を目指しつつ、人々も救う；明王―忿怒の姿で人々の悪心を取り締まる；天―異教から仏教に帰依した護法神；仏教宗派、葬式の違い）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
einstein
1
禅に続いて、仏教・般若心経にも興味を持ってきた。そこで、とりあえず概観を理解するために読んだ。図も豊富で分かりやすかった。2016/08/14
よー介
0
日本の仏教についても勉強したいなと思っていた時にコンビニの棚で発見したもの。中国から伝わった仏教が体系的に解説してあり、非常にわかりやすい。半分くらい図と写真。奈良時代の学問的な南都六宗から、平安の最澄や空海、鎌倉の法然、親鸞などが網羅されている。後半は仏像の解説で、如来、菩薩、明王の違いなどが良くわかるようになっている。2017/09/17
