出版社内容情報
身近な人に介護が必要になったときに、どうしたらいいのか。今すぐ必要ではないけれど、いずれそうなったときのために、何をしておいたらいいのか。いざそのときになってみると、多くの人が介護保険の複雑さに直面し、途方に暮れてしまいます。本書では、そんなときにどうしたらいいのか、知識ゼロの状態でもスムーズに理解することができるよう、実際の例をもとにQ&A式でわかりやすくまとめました。それだけでなく、本書では、一歩先を行く介護サービスの使い方を提案します。一般的に、介護サービスはケアマネジャーにお任せしてケアプランを作成して受けるものと思われています。しかし、サービスの利用者が「こんな生活を送りたい」という希望を実現させるためには、ケアプランを自分で作ったり、ケアマネジャーと協力してよりよいケアプランにしていくこともできるのです。本書では、そのような、たとえ介護が必要になっても自分で納得のいく生活を送るためのノウハウをご紹介します。
内容説明
介護が必要になっても、自分らしく暮らせる知恵を持とう。本人も家族も納得できる、ケアマネジャーとのつきあい方、介護サービスの使い方。決定版!ケアプラン自己作成ガイド。
目次
第1章 ケアプランとケアマネジャーについて知ろう(何かあったときにどこに行けばいいの?―親の介護に不安があるA子さんの相談;介護保険制度を利用するにはどうしたらいいの?―これから介護保険認定申請をするB雄さんの場合;ケアマネジャーはどうやって選ぶの?―ケアマネジャー選びに迷っているC夫さんの場合;ケアマネジャーは何をする人?)
第2章 ケアプランを自分で立てよう(ケアプランを自分で立てるには―ケアプランを自分で立てたいE子さんの場合;納得のいくケアプランを自分でつくる;自己作成についてのあれこれ;自己作成をするときに大事なこと;ステップ1 ケアプラン自己作成・はじめの一歩;ステップ2 ケアプランを考えよう;具体的なサービスに結びつける;ステップ3 サービス事業所を探す;ステップ4 自治体とのかかわり方;ステップ5 サービスが始まってからが本番)
第3章 マイケアプランとは(全国マイケアプラン・ネットワークのこれまで;ケアプランへのかかわり方いろいろ)
巻末付録 マイケアプラン花伝書―マイケアプランのための『あたまの整理箱』活用にあたって
著者等紹介
島村八重子[シマムラヤエコ]
1977年、東京女子大学卒。義父の在宅介護と看取りの経験から高齢者介護に関心を持つ。2000年から2007年まで義母、2015年から実母のケアプランの自己作成にかかわる。2001年、自己作成に関心のある人たちに呼びかけて「全国マイケアプラン・ネットワーク」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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ゆりこ