内容説明
戦争によって生まれた戦略は、そのまま現代の戦争と言える「資本主義による競争社会」のビジネス戦略に移行し、なおも進化を続けている。古代・中世の天才的な軍師、思想家、君主から近現代の革新的な経営学者、起業家まで―ビジネスパーソンなど押さえておきたい戦略3000年史を一気に総ざらい!
目次
第1章 古代~近世(3000年前からのすべての戦いの極意を知りつくした戦略家―孫子;先頭に立ち強みを活かした編成で一気に攻め上る―アレクサンドロス3世;民衆に慕われる冴えた男が見えた戦略眼―ユリウス・カエサル ほか)
第2章 近代(海運・日本を開いたアントレプレナー精神―高田屋嘉兵衛;大砲戦で多くの民衆を惹きつけ「国民軍」を創設する―ナポレオン・ボナパルト;軍事からビジネスへ変貌を遂げた戦略の“十字架”―カール・フォン・クラウゼヴィッツ ほか)
第3章 現代(顧客の創造戦略マネジメントで人を幸福にする―ピーター・F.ドラッカー;時代と市場の変化に即応した事業部制を提唱―アルフレッド・D.チャンドラーJr.;開発独裁戦略経済発展を果たした「新しい独裁」―リー・クアンユー ほか)
著者等紹介
皆木和義[ミナギカズヨシ]
1953年、岡山県生まれ。早稲田大学法学部卒。経営研究家。経営コンサルタント、プロ経営者、作家、歴史研究家として幅広く活動。「盛和塾」東京地区元代表世話人。平成ニュービジネス研究所所長、(株)ハードオフコーポレーション(東証一部)代表取締役社長、経済産業省消費経済審議会委員などを歴任。現在も経営の第一線で活躍するとともに、NPO法人確定拠出型年金教育・普及協会理事長なども務めている。講演家としてもJR東日本や総務省、Googleなど、さまざまな企業で「歴史に学ぶビジネス戦略」等をテーマに多数の実績がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ながしまともよし
Masayuki Moro
Naoki
ながしまともよし
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