宝島社文庫<br> ゼロの迎撃

個数:
電子版価格
¥825
  • 電子版あり

宝島社文庫
ゼロの迎撃

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年07月16日 08時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 498p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800238221
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

活発化した梅雨前線の影響で大雨が続く東京を、謎のテロ組織が襲った。自衛隊統合情報部所属の情報官・真下は、テロ組織を率いる人物の居場所を突き止めるべく奔走する。敵の目的もわからず明確な他国の侵略とも断定できない状態では、自衛隊の治安出動はできない。政府が大混乱に陥る中で首相がついに決断を下す―。敵が狙う東京都市機能の弱点とは!?日本を守るための死闘が始まった。

著者等紹介

安生正[アンジョウタダシ]
1958年生まれ。京都府京都市出身。京都大学大学院工学研究科卒。第11回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『生存者ゼロ』(宝島社)にて2013年デビュー。現在、建設会社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

270
『生存者ゼロ』が穴だらけの生物学・地質学知識を勢いで乗り切った?のに対し、比較的硬派なテイストにまとめようとした印象。燻銀とは到底いえないが、人間同士の争いになったことで、前作ほど滅茶苦茶やっているようには感じない不思議。とはいえ、やたら法律の名称を出して箔づけ狙っているような会話や、切れ者のようでいて物語の都合にあわせて肝心な時に行動力が鈍るハン大佐、そもそも尻尾をつかまれて国際問題になりかねないリスクを多数内在した派手すぎる軍事行動等々、やっぱりツッコミを入れながら読むのが正解。2023/09/13

射手座の天使あきちゃん

234
超大型台風の首都圏接近にまぎれて重火器で完全武装した北朝鮮の精鋭部隊が東京壊滅をめざして都内各所でテロ攻撃を仕掛ける。 複雑かつ曖昧だらけの法制下で自衛隊は首都・東京を守りきれるのか? イスラム過激派も北朝鮮の弾道ミサイルも中国の海洋進出も自分たちには無関係と思っている能天気な日本人よ、この小説が現実になる日はすぐそこにあるぞ 準備と覚悟は出来ているか!? と問われているような手に汗握る小説でした。 ただ法解釈の説明が冗長であきちゃいました(笑)2016/11/06

サム・ミイラ

206
パンデミックの脅威を描いた生存者0とは違い、北朝鮮と中国との国際情勢バランスと安全保障問題をテーマにしたリアリティある物語だった。予想を上回る面白さ。自衛隊を扱った「土漠の花」とはアプローチは異なりいわばこちらは日本版トム・クランシーといったところか。首相の演説に涙。ただラストの始末の付け方には不満が残る。違う形なら最高の一冊になっていたはずだ。非常にもったいない。でもこの会議の連続は何かに似ている。そうだ、この前観たシン・ゴジラだ(笑)2017/07/12

ちょこまーぶる

145
次のページはどうなるの?って感じながらの一冊でした。東京にテロ集団が襲って、それに対応する政府・自衛隊・警察などの死闘を描いているが、この手の内容につきものの政府機関の偉い人たちの愚かな言動などに対しては、どの本を読んでもあきれるんですが、そこが面白いんですよね。そして、その政府の法律に縛られたゆえの判断・決定の遅さという日本の弱点を見越したテロ集団の作戦は見事だなぁ~とテロ集団に関心した次第です。ですが、現実に起こっても不思議ではないテロに対しての嫌悪感も強くなったのも確かですね。でも、面白かったなぁ。2017/07/26

nobby

142
大型台風が迫り来る中で、首都東京を襲うテロの脅威。その圧倒的に追い詰められていく展開を味わうには、まず日本政府の組織や役職の複雑さをいかに流して読み進められるかがポイント(笑)序盤から明らかにされているテロ組織の正体は、現実的にも感じられ実に生々しい。それ故にか残虐極まりない殺戮の様子にも説得力がある。自国のかつてない危機に正確に対峙出来る者、それでも尚その立場や利権にすがる者が対比されるのも分かりやすい。前作と違って、決断出来る首相の存在は心強く、何より自衛隊を鼓舞した演説には思わず共に魂揺さぶられた。2019/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9422231
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品