出版社内容情報
テレビ・新聞など、多数のメディアでも取り上げられている「還暦川柳」の書籍化第2弾です。ほっこりするようなお孫さんとのふれあい、家族、社会や生活への風刺など、思わず「あるある!」と共感して、大笑い!川柳の傑作選を、味わいある写真とかわいい猫のイラストとともに掲載。全国老人福祉施設協議会主催の「60歳からの主張」川柳部門、今年の応募約6000作のなかから選ばれた優秀作、入選作はもちろん、10年以上におよぶ、秀作からのベストセレクションでお送ります。
内容説明
公益社団法人全国老人福祉施設協議会の主催する「60歳からの主張」に寄せられた傑作川柳を厳選!思わず笑って、ときどきホロリ。シルバー世代の笑いあふれる日常が!たっぷり95句。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんすけ
22
先日読んだシルバー川柳と比べて、元気なシルバーが多いというか、クスッと笑ってしまうような、やられたな、と苦笑いしてしまうような感じの物が多い。『老木は』逆手に取ってるところが大人の強かさで頼もしい。2015/08/22
田中寛一
11
川柳を読むとホッとする。温かい。自分のこと、人のこと、社会のこと、いろいろなことを題材に上げ、こんなにうまく読めるものだと感心する。自分のことを少し落として表現しているみたいだが、皆それを楽しんでいる。「俳諧」が趣味だと言ったら「警察に連れて行かれた」なんてちょっと困るけどね。いくつか分かりにくいものもあったが、ほとんどは自分も共感できるものばかり。「独身」の言葉に代わる「身寄りなし」。どちらも一人なのになぜこうも違う?2024/12/20
toshi
7
個人的に共感したのは おかずより 品数多い 持病薬 ポイントが つけば忘れぬ 診察券 母がそんな感じだった。。 髪型は? 床屋なぜ聞く この髪に しあわせは 子だくさんより 毛だくさん たまになる 電話訃報か オレオレか 今の私・・・ 2018/07/14
みるくるみ
3
我が家のアラ還ふたり(父は還暦を数年前に迎え、母はあと数年で還暦)にまず読んでもらってからしみじみと読みました(ふたりの感想は特に聞いてません(笑))どれも面白かったけど「人生は 喜怒哀楽の 醸造酒」そんな風に思える人生を歩みたいなあと思った私も来年には還暦までの折り返し地点を迎えます…あわあわ…醸造酒になるにはまだまだ時間がかかりそうだ…還暦を迎えた頃には味わい深い人生だったと思えるようになってたらいいな…がんばるぞ!2020/08/09
104ちゃん
3
図書館で読了。くすっと笑った。やっぱりシルバー川柳より若い。(2019・78)2019/11/26