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内容説明
胸を打つラストを読み終えた時、あなたの発音はネイティブに近づいている。魔法のように簡単!「クチビルの動き」を教えてくれる奇跡のレッスン。
目次
01 オバケと出会った夜
02 オバケの訓練が始まった
03 言葉を離れて何ができる?
04 ちくわ大作戦
05 オバケはずっとでかい口
06 曖昧母音は英語の根っ子
07 中口母音で頭もよくなる
08 サヨナラからの始まり
著者等紹介
ドリアン助川[ドリアンスケガワ]
1990年バンド「叫ぶ詩人の会」結成。解散後の2000年から3年間ニューヨークに滞在し、日米混成バンド「アンド・サン・スー・チー」のヴォーカルをつとめる。現在は歌う道化師アルルカンとしてライブを展開
ステファン,クレイグ[ステファン,クレイグ]
USC(南カリフォルニア大学)卒。英語講師として、香港、台北、ニューヨークで、のべ38カ国からの留学生を教えてきた。作家を志していたことから、自作のショートストーリーを使った授業に定評がある。日本人が陥りやすい発音の罠をドリアン助川とともに2年間にわたって分析してきた。本書に収録された8本のショートストーリー以外に、CDの朗読も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨータン
14
発音の仕方の説明が「ちくわ」や「ゴマ」などを例にあげていて、とてもわかりやすく、面白かったです。発音の勉強はしばらく放置していたのですが、また真面目に取り組んでみようかなと思いました。2016/04/19
ラッキー55
6
読了。リスニングに限界を感じている。学習法の本で、 正しく発音できない音は聞き取れないとあったので発音 基礎をやってみようと思った。発音基礎の教本だが、 とてもユニークだった。θの発音は上下の歯の間から 舌先をだし、その先端に置かれたゴマを吹き飛ばす音 だと。CDがついているが、発音の練習でなく、物語を 通して、正しい発音を意識させる仕組みである。実際に 意識するとリスニングの取り組み方が変わったので、 これからも継続したい。いい加減な発音で通じれば良いの ではなくて、いい加減な発音では通じないのである2017/02/10
ハリィしろかわ
2
英語のリスニング力向上には、英語の発音の仕方を基礎から学ぶ必要があることを痛感。この本は、「前歯にはさんだゴマをプッと吹くように」「ちくわをくわえながら発音するように」と、従来の発音教材とは違ったユニークな方法で、発音方法をレクチャーしてくれる。 レクチャーと同時進行するサブストーリーも読みやすくて面白かった。さすが、ドリアン助川。 これからも多く読んで、発音練習に取り組みます。2015/09/25
倉持正樹(誉め狐娘)
1
上手く喋れなくてもいいじゃんと思うことなかれ。初めの方にも書かれてあるが、伝わらない英語を覚えるほど無意味な事はない。 語学の勉強に口に出して言うのは避けて通れない部分。上手なら聞かれても恥ずかしくない上、実際に読んで覚えると頭の中に入りやすい。2015/07/05
j
0
パン、もち、ゴマ、米、インゲン豆、ちくわなどを使って発音を学ぶ。発音中心の本だから仕方ないが、これ一冊では英語が聞けるようにはならない。音読教材としては文章が長すぎる。なんとなく聞いてればできるようになる、というものではなく、徹底して音読し、朗読者のクセまでマネしろ、というものだ。オバケと日本人青年の脱力したトークを通して、オバケが柔らかくも厳しく発音を教える。しかしその実践はとても難儀な訓練だ。「朗読者のクセまで暗唱せよ」2017/08/08