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内容説明
寝台特急での密室殺人、ピアニストの死の謎、元特撮ヒーローの受難、猛吹雪からの脱出―最強の『このミス』大賞作家、書き下ろし4編!!
著者等紹介
安生正[アンジョウタダシ]
1958年、京都生まれ。第11回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『生存者ゼロ』にて2013年デビュー
乾緑郎[イヌイロクロウ]
1971年、東京都生まれ。劇作家・鍼灸師。『完全なる首長竜の日』で、第9回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。同年、『忍び外伝』で第2回朝日時代小説大賞を受賞し、新人賞二冠を獲得。2010年デビュー
海堂尊[カイドウタケル]
1961年、千葉県生まれ。第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『チーム・バチスタの栄光』にて2006年デビュー
中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞、『さよならドビュッシー』にて2010年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aquamarine
65
原作を読んでから映像を見たい派ですがこれはドラマを先に見てしまいました。一番原作に忠実にドラマ化されていたのは乾さんのものでこれは本として読んだらあまり好きじゃないタイプですが映像では楽しかったです。安生さんのはお得意のパニックものですが原作もとても良かったしドラマはブラックテイストにアレンジされていてそれはそれでまた良かったです。中山さんと海堂さんのはドラマの脚本としては長さの計算ミスかなという印象です。小説としてはもっとじっくり読みたいし、ドラマにするには長すぎて端折られた感じで勿体ないと感じました。2015/02/27
抹茶モナカ
62
アンソロジー。海堂尊さん以外は、初めて読む作家さんでした。粒ぞろいで、なかなか良かったです。もう少し、本格ミステリーなのが、個人的には好みかも。でも、まあまあ、読めました。2015/03/07
そのぼん
60
タイトル通り、『このミステリーがすごい』大賞受賞者の有名作家四人の作品を集めた一冊。中山七里先生の作品である有名ピアニストが殺害された謎を追う『残されたセンリツ』が一番好きかな。乾緑郎先生の『黒いパンテル』と、安生正先生の『ダイヤモンドダスト』は、以前にテレビドラマ化されていたのを見たことがある気がします。他の2作品もドラマ化されていたのでしょうか。全く記憶がありません(苦笑)。【追記】調べてみたところ、4話ともドラマ化されていたようです。・・・やはり思い出せないですが(苦笑)。2017/09/16
美登利
58
海堂さん以外は初読み。中山さんはアンソロジーで短編を読んだかもしれません。年末のドラマを楽しみにしていたけれど録画出来なかったのでとても残念でした。4人の作家さんの作品は映画化もされてるけれどやはり海堂さんの物しか観てないので比較が出来ません。乾さんのは内容は面白かったですが、これはミステリーなのかな?(笑)中山さんは音楽、安生さんはパニック系。やはり安定感のあるのは、読みなれた海堂作品。これは玉村警部補の短編でしたが短編とは言え奥深くて楽しませて貰いました。乾さんが気になったので、他の作品読もうかな。2015/01/12
うっちー
49
テレビドラマ化ということですが見ていません。配役が興味深いです2020/10/17