「野菜中心」をやめなさい―肉・卵・チーズのＭＥＣ食が健康をつくる

渡辺 信幸【著】

宝島社（2014/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 189p／高さ 19cm
• 商品コード 9784800234698
• NDC分類 498.5
• Cコード C0077

内容説明

「食物繊維で便秘解消」「食事はバランスよく」―根拠のない健康常識、カロリー神話、ヘルシー信仰を打ち破り健康長寿を手に入れる！３０００人以上の患者を救ったＭＥＣ食の秘密を実例と共に徹底解説！ベストセラー『日本人だからこそ「ご飯」を食べるな』の著者による最新報告。体重、血圧、血糖値、コレステロール値―健康診断の数値をすべて改善。ダイエット、メタボ、偏頭痛、月経不順、アレルギー…実例満載！

目次

第１章　それでもまだ、野菜ばかり食べますか？（まずは、過去の「健康常識」を捨てることから；諸悪の根源は、「ヘルシー信仰」と「カロリー神話」にある　ほか）
第２章　日本型の食事は栄養失調を導くだけ（食べるべきものを食べ、控えるべきものを控える；日本型の食事が、体調不良をつくっている　ほか）
第３章　ＭＥＣ食が健康長寿をつくる！（ＭＥＣのルールは、たった２つだけ；ＭＥＣ食で摂取できる栄養素はどれぐらいなのか　ほか）
第４章　あなたが病気にならないための答えは「糖質オフ」（ヒトが太る仕組みの鍵は「肥満ホルモン」が握っている；内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満　ほか）
第５章　重要なのは、日々の必須栄養素の確保（タンパク質の実力を見るアミノ酸スコアと桶理論；若い女性たちよ、もっとタンパク質を！　ほか）

著者等紹介

渡辺信幸［ワタナベノブユキ］
こくらクリニック院長。１９６３年、愛知県に生まれる。名古屋大学医学部卒業後、沖縄県の中部徳洲会病院に入職。その後の離島医療の経験から、沖縄県那覇市の同クリニックで生活習慣病外来を運営（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[カッパ]

今までのカロリー神話とヘルシー神話と真っ向から対決する食事法を紹介している。野菜なんか食べてる場合でないと読むと感じられるだろう。糖質と蛋白の組み合わせが良くないのだろうと解釈した。一般人が取り組みやすい、噛む30回と肉と卵とチーズを食べる方法。私はこの本を読んで試してみることにして現在取り組んでます。

2017/01/10

[ヨハネス]

まさに野菜中心のあたし、10歳の頃から筋金入りでまずまず健康です。でも、洗脳されているのも自覚してました。椎名マキさんのＭＥＣ食の本は体験記なので、理論も知りたくこちらを読みました。確かに卵のアミノ酸スコアは満点だけど卵ばかりはアレルギーが心配でした。肉もチーズも食べれば「ばっかり食べ」の弊害は少なくなります。というわけで、これから少しずつ肉卵チーズを増やして様子を見てみようと思います。今まで粗食・菜食だった人は一時的に不調が出ることもあるそうなので。

2016/03/14

[太鼓]

バランスよく食べるのが一番ではないかな。チーズは最近よく食べるようになりました。生野菜を採る頻度は最近減っていますが、茹でたり煮たり炒めたりで食べてはいます。炭水化物は適度に。

2016/05/01

[Machida Hiroshi]

本書は、沖縄の病院でヘルスケアを担当する医師である著者が、実際に患者の健康状態を改善した実例から導き出した食事法について書いたものです。これまでのカロリー、ヘルシー、コレステロールなどの健康法諸説をひっくり返していますが、以前僕が読んだ「最強の食事」でシリコンバレーの富豪が自分の体でテストして導き出した食事法と、かなり似通ってますので、信ぴょう性は高いです。根拠や改善例は本書を読んでもらうとして、肉・卵・チーズのMEC食にして、一口30回以上噛むだけと簡単なので、しばらくMEC食の実験をしてみます。

2016/05/18

[mercury]

糖質制限ダイエットの本。食べないほうが良い食品、穀類、いも類以外に果物、野菜が入っているので私には実践が難しい。消化・吸収のプロセスが違うのに単純にカロリーで比べるのはおかしい、生のデンプン（βデンプン）が消化できないのは人が肉食だった証拠だという意見は目から鱗だった。火が使えるようになってから長いけどね。

2015/10/02