内容説明
試験よりも日常で役に立つのが数学なんです!テレビでも話題!東進ハイスクールのトップ講師による、社会人のための特別講義。
目次
第1章 数学ができないと社会に出てから損をする
第2章 合理的判断力を身につけろ!
第3章 論理的思考力を身につけろ!
第4章 数学的な考え方で世界の仕組みがわかる
第5章 「幸せ」になるための数学
第6章 数学ができればそれでよいのか?
著者等紹介
志田晶[シダアキラ]
1970年1月22日、北海道釧路市生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校の数学科講師。名古屋大学理学部数学科、名古屋大学大学院理学研究科数学専攻博士後期課程を卒業後、1995年から2007年まで河合塾で数学を担当。2008年に東進へ移籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
20
数学で思考力を養うことの大切さを綴った本。数学を通じ合理的判断力と論理的思考力を学び、現実社会の中で出会う様々な状況や問題を適切に判断することの重要性を記している。数学は国語が重要という指摘は納得。まず問題文を正しく読んで何を意図しているのかを読み取ることができないと問題が解けない。必要十分条件が巷ではきちんと理解されていないことも多いという指摘は確かにと思う。必ずしもそうではないということを予め想定できるとよい。逆、裏、待遇の関係性を正しく知っておくことは、物事の意味を掴むために必要だと感じた。2023/05/13
josuke
7
損得だけが人生じゃないが、数学的思考を用いれば、不要な損は減るよねと言うことを教えてくれる本。ただ自分の生活に応用できるかは、ちょっと難しいかも。必要十分条件の日常応用は、初めて気づかされた。最後の章は、すごく共感。数学者は実践への応用に興味がないという部分も妙に納得。2015/02/01
ようへい
5
この本の感想を別の本のところに書いてしまった。感想を放置しておくとこうなってしまうのだ。テヘペロリーヌ。数学は人間を理解するためのツールです。そう考えて敷衍してみると、人間の合理的にしようとする行動はミステリーっぽいし、そこから外れた部分の行動や感情は文学っぽい気がする。「外れた」「独特の」感覚というのは、まず枠組みが規定されなければ存在が認識できず、そこで初めて理解しようとする対象が生まれるのだから。2021/02/06
オランジーナ@
3
数学ができることと数学的思考ができることは、同じではないんじゃないかなと思った。 2017/05/11
Kaz
3
数学的な考え方が、実生活にどのように役立つかを分かりやすく解説してくれていて、面白く読むことができた。著者が主張する「数学的な考え方が出来ない人は、人に物を教えるのが下手くそで、資格がない」という考えには共感。言い換えれば、発言に説得力や信憑性が乏しいということだと思う。もし、そうであるなら、組織における上下関係にも当てはめることができると思う。「数学的な考え方ができない人は、人の上に立つべきではない」2017/05/04
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