内容説明
人間性知能「HQ」を調べればビジネスマンとして成功するかどうか予測でき、かりにその脳力が低くても向上は可能で、向上させればビジネスで成功する可能性は高まります。あなたの脳を診断する「HQテスト」と誰も知らない「HQの鍛え方」を同時収録。
目次
第1章 仕事の成功を予測する(正しい成功の予測法があるのです;「適正検査」はその後の人生とは無関係 ほか)
第2章 ビジネスの成功は「HQ」を知ることから始まる(前頭前野の監督的能力が「HQ」という知能;前頭前野は、人間らしく幸せに生きる上でとても重要な脳領域 ほか)
第3章 HQテスト(HQテストとは)
第4章 HQの向上法(測定法が向上法になり得る;脳トレよりも有酸素運動 ほか)
第5章 ビジネスに役立つ脳の話(ストレス;語学学習のコツ ほか)
著者等紹介
澤口俊之[サワグチトシユキ]
1959年、東京都生まれ。北海道大学理学部生物学科卒業。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。エール大学医学部研究員、京都大学霊長類研究所助手、北海道大学医学研究科教授を経て、2006年に人間性脳科学研究所所長。2011年から武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部教授を兼任。専門は認知脳科学、霊長類学で、前頭連合野(前頭前野)を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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徒花
388
IQともEQとも異なるHQ(人間性知能)を向上させればビジネスがうまくいきますよ~というのを主張した書籍。しかし、装丁のデザインがなんともダサいし、健康本のようにしか見えないのが非常に残念なところ。内容も悪くはないのだが、第5章が蛇足のような内容で、水増し感があった。あと途中で「HQテスト」というチェック項目があるのだが、これが意味のないイラストを交えながらダラダラと数ページにわたって続くのも辟易する。なんとなくいろいろ作り方が惜しい本だった。2016/12/15
ココアにんにく
2
HQ初めて知りました。最初から最後まで興味深い本でした!「雑多な情報と俗説に抗する」というテーマに興味大。メモが沢山。脳育成学。人間性。高度な協調性。前頭前野の働き。ADHDとの関連。地頭と結晶性能力。有酸素運動と脳の血流量。ゲージさんの話。寝る前(青い光、ストレスと手洗い)。ピアノ。非進化的な習い事。8歳以降言語野の作り替え。会話途中の俯瞰。白米。赤ワイン。テスト105点!。事例報告(体験)を多用→効果があるは結論の因果関係が不明で科学的に間違い。非科学的な効用や理論は健康情報番組などで多いですね。2016/09/11
ソクラテス
0
さすがに脳科学者!論理的でスキがない!只いつも上から目線ですが!2014/12/29
飯塚豊
0
サクッと読めた。脳科学者だと説得力があるからね。HQは割と高かった。2014/09/30