内容説明
TVドラマ『世にも奇妙な物語』で映像化された「空想少女は悶絶中」を収録!電車で席を譲るか悩む少女の空想は合戦場へ飛ぶ。その他の作品も個性的。観察日記に残されていたのはリア充という部族の生態。聖なる夜に逮捕されたサンタの裁判。風紀委員が見つけたBL本が火種となり風雲急を告げる。ダメダメ大学生が拾ったのは天才的な詩を書く少女で…。不思議でヘンテコな5つの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむー
43
表題作を含む4つの短編と中編で構成される作品。『可もなし不可もなし』。表題作が『世にも奇妙な物語』にて能年玲奈主演で映像化されてますが、こちらの原作のほうが描写に力が入っていて好感触だったかな。ただ妄想がいいテンポで展開されているところに割り込む「これは心理描写である」の一文は邪魔。短編はちょっとヒネリがあってクスリとはできるものもあるがそれほど残る内容でもない。中編は記憶喪失の神様(幼女)とクズな大学生がアレやコレやで世界を救ってしまうといういかにもなラノベで暇つぶしに読む程度。2014/04/08
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
20
電車内で席を譲るか否かを迫られた少女の妄想含みの葛藤をコミカルに描いた表題作をはじめとする短編4作、中編1作からなる作品。表題作が原作となった能年玲奈主演のドラマに大笑いさせられ手に取ったが、ドラマ版のインパクトふたたび!とまではいかないまでも、微笑ましくなるような温かな笑いが心地よく、楽しく読ませてもらった感じがする。ただ“ドラマ化原作”で売っている割に、それとはかかわりがない中編1作で全体の8割を占めるという構成はいかがなものか。作品の良しあしではなく、肩透かし感だけが強く残ってしまった気がしている。2014/11/23
しーふぉ
16
世にも奇妙な物語で映像化と書いてあったので読んでみました。サンタクロースの住居侵入裁判が面白かった。2015/09/08
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3
これの前に読んでいたのが三浦しをんのエッセイで、何やらBLつながりになってしまった。腐女子の世界はミステリアス。 最後の一話(新訳 伝説兄妹!)、リメイクなんですか?かなり好みのお話。何だかデシ子さんが憐れであった。女神さまなのに。。。2014/06/30
くろねこ
2
リア充の作品は読んコトあるなッて序盤で気付いて、黒髪女子高生は能年チャンのドラマで観たカラ‥あ、なんかちょッと損した気分ww 『新約 伝説兄妹!』は若干森見作品ぽくて好き。。 デシ子可愛い♪2014/05/13
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