内容説明
国鉄在職35年、一車掌として職務を全うした筆者が、鉄道業務で体験したエピソードの数々を綴る。仕事での失敗談から乗客の苦情対応まで、車掌という職種だからこそ知り得た、列車内の人生模様の数々を笑いとペーソスを交えて語りつくす。退職した現在もなお、車掌であったことを誇りに余生を楽しむ“生涯一車掌”を掲げる筆者が書き綴った渾身のエッセイ。
目次
プロローグ ないないづくしの私の人生
第1章 少年期から車掌になるまで
第2章 普通車掌に合格
第3章 普通車掌時代の思い出
第4章 専務車掌に昇格
第5章 特急「雷鳥」号、「白鳥」号に乗務
第6章 ブルートレインに乗務
第7章 国鉄改革と再就職ドラマ
エピローグ 生涯一車掌を目指して
著者等紹介
坂本衛[サカモトマモル]
昭和10年生まれ。昭和28年に国鉄に就職し、吹田操車場、西宮駅、岸辺駅勤務を経て、昭和35年に車掌に合格。貨物列車や普通電車の車掌を務めたのちに専務車掌となり、特急電車やブルートレインに乗務。以後昭和62年まで車掌ひと筋の人生を歩む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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